体当たり交渉


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「美しくなりたい・・・」

これは多くの女性の願いではないでしょうか。

そしてこの美容業界を大きく変えた裏側が
あるんですよ。

今から約30年ほど前、ブルースの女王と
呼ばれていた、故・淡谷のり子さんが
「コロコロ」と言いながらほっぺたの表面を
転がす『ゲルマニウム美容ローラー』の広告を
見たことがないでしょうか?

雑誌の裏側などで見たことがあるかも
しれません。

100万本の大ヒット商品となり、一世風靡
したんですよ。

その女性開発者の講演でこんな話しを
聞きました。

元々、彼女はエステサロンの経営に
失敗し、家賃も払えず、借金は1000万
以上に積み上がっていたそうなんですね。

そして初めてゲルマニウムの粉末を
見た瞬間、ビビビッ!
「これだ!!」と全身に電撃が走ったそうです。

ですが、その頃、ゲルマニウムの粉末を
固める技術がなく、課題はてんこ盛り。

そこでゲルマニウムを専門に研究していた
理学博士を訪ね、商品開発の協力を
お願いしたのです。

「美容関係に関わったら恥ずかしくて
2度と学会に顔を出せない」

そう言って博士は断固として受け入れて
くれません。

当時、美容業界は今ほどの社会的地位は
なかったのです。

美容業界の素晴らしさをどんなにアピール
してもダメ。

押しても引いてもダメ。

でも、ここで引き下がるわけにはいきません。

彼女は思い余って、

「ゲルマニウムで女性が元気になれば、
男性が元気になります。
男性が元気になれば日本が元気になります。
博士の力でどうか日本を元気にしてください!」

「・・・・・」

一瞬、間をおき、博士は
「やってみよう」
そう言ってくれたそうです。

これは用意していたわけではなく、
その場で気が付いたら口走っていた
そうなんですね。

美容業界の常識を覆した瞬間でした。

これはまさしく【体当たり交渉】と言える
のではないでしょうか。

ところで私にもこんな経験があります。

上京後、人脈ゼロから、最初の
自主セミナー開催を決めた時のことです。

そもそも人前で話したことがほとんど
なかったので、話し方講座に行き始めて
いました。

ですが、まずは参加者に来て頂く「集客」
という壁があったんですね。

「絶対にあなたのビジネスのお役に
立ちますからぜひ来てください」

気迫をもって、そう声掛けしていました。

失敗なんて微塵も考えられない、成功
しかありえない、そんな強烈なマインドセット
だったのです。

信用もお金もなかったので、
もう破れかぶれ(^^)

その本気さに、たくさんの方が応援して
くれたのでした。

そんな「体当たり」に必要なことは
本気さや気迫なんですね。

本気さはどんな戦略にも勝ると言えるのです。

(本気さに戦略・マーケティングが加わると
ベター)

ところであなたは、ここ一番という交渉時には
本気になれていますか?

もしその交渉を何が何でも成功させたい、
成功させなければならないとしたら、
どんな信念を持って臨みますか?

あなたのハート、全身全霊で相手に
体当たりしてみてくださいね。

きっと何かが相手に響きますよ。

 

岡崎哲也