太陽を食べる


「氣はアヤシイ」

そう言われ始めて20年以上経つかもしれません。

あなたは氣についてどれだけご存じですか?

今では鍼灸師は、国家資格となっていますよね。

鍼灸は、身体中の氣血の通り道となっている
経絡という【ツボ】を針や灸で刺激して改善する
療法です。

私も小学生の頃から能力開発のメンタルトレーニング
に興味を持ち始めたのですが、当然”氣”の世界
にも魅了されていきました。

当時、こんな話を、何かの本で読んで興味を
持ち始めたように思います。

昔々、中国の水墨画に描かれているような山奥に
住んでいると言われている仙人たち。

時々、村に降りてきては、村人の病気や怪我を
治したり、不思議な現象を起こしていたそうです。

ある時、田舎の村に盗賊団が現れて村人を
困らせていました。

そこによぼよぼしたお爺さんが現れて村人から
話しを聞くと、一人でその盗賊団のアジトに
向います。

アジトの門番をしていた盗賊団の下っ端は、その
お爺さんに「何しに来たんだ」とからかうと、それが
強いの何の、軽々と、突破したんですね。

そのお爺さんの動きの機敏さ、跳躍力が尋常
ではなく、妙な拳法を使うそうなんです。

お爺さん、そんなにハッスルして大丈夫?

さらに奥まで進み、盗賊団のボスのところまで
行った時、屈強な男たち十数人に囲まれます。

するとそのお爺さんは、涼しげな顔をして
そばにあった紙をくしゃくしゃと親指大に丸めて
指でピーン、ピーンと飛ばし始めたんですね。

その紙は、何と弾丸のように壁を貫通した
そうなんです。

それを見た盗賊団は、これは勝てないと悟り、
村から去る事を約束し、退散したそうです。

「か、かっこいい!!」

どうやったら、そんな超人になれるんだろう?

それから氣の世界に没入し始めたんですね。

氣を活用する方法は、気功と呼ばれ、大きく
分けて武術気功、健康気功の2つあります。

私は、最初、武術気功に興味を持ったのですが、
途中から健康気功に興味が移っていきました。

なぜなら真の健康ではなければ、本当の能力を
発揮できないと思ったからです。

そして氣は、元気だけでなく、運気にも関係
しますもんね。

そこで氣を活用する気功は、呼吸法と
メンタルトレーニングが大きな特徴となります。

体内にある邪気(ネガティブな感情)を吐く息
として吐き出し、プラスの氣を呼吸として吸収
するんですね。

そのプラスの氣を取り入れる一番簡単な方法
をご存じですか?

それは、『太陽を食べる』んです。

巨大な氣の塊である太陽を呼吸として
イメージで吸い込み、丹田(へその下の奥)
にぎゅーっと凝縮させるんです。

このメンタルトレーニングを、何度か行って
いくと、体中がポカポカしていくのを感じられると
思いますよ。

これをやり続けると七福神の布袋さんの腹の
ようになるかもしれません。

この腹に宿る氣は、車でたとえればエンジンに
あたり、生命力に関係してきます。

そして腹が据わるとも言われますが、決断
から行動力につながり、持久力にも影響を
及ぼすんですよ。

私たちは、何といっても身体が資本となりますよね。

もしあなたがさらに健康と生命力を得たいと
思われていましたら、この太陽を食べて
腹に収めるメンタルトレーニングを
されてみませんか?

岡崎哲也

太陽