心の支えの言葉、メンタルトレーニング


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心の支えの言葉、メンタルトレーニング

新緑の美しい季節になりましたね。

あなたはお仕事でどんな心の
支えの言葉がありますか?

数年前、ある販売会社の
新人研修5日間を
ホテル貸し切って複数の講師チーム
でした事があるんですね。

全体研修を担当する
総括リーダー講師1名、15人ほど
の小グループの担当講師が10名
ほどいました。

研修は、全体と小グループを
ランダムに行い、私は小グループの
イチ担当講師。

小グループ研修は、入社の目的、
夢の発表、名刺交換のやり方など
1人1人と関わっていくものです。

全体研修は、会社の理念を大声で
何度も唱和したり、仕事の動作を
何度も繰り返して身体で覚える
ハードなものでした。

3日目の夜、全体研修が終わり、
小グループメンバーが各部屋に
戻り一緒に宿題を始める時、

グループに馴染めず一人でフラフラ
している新人、健二(仮名)が、
こうつぶやきました。

「あー疲れた、やってらんねー」

そして制服を絨毯の床にポイッと
投げ捨てたのです。

「ちょっと待て、今、何をしたんだ?」

そう問いただすと、何を言われている
のかピンときていません。

「健二、将来の夢は、自分の店を
持って、育ててくれたお婆ちゃんに
美味しいモンを毎日食べさせて
あげたいと言ってたよな!

仕事で大事な制服をそんな粗末に
していいのか!」

ちょっと強めに言うと、こう
言い返してきました。

「こんな同じことばかりやらせる研修、
何の意味があるんだ!俺はもうイヤだ、
辞める!」

そう言うと、健二は部屋を出て本部長
控え室に向かおうとしたのです。

私は健二の腕をつかみ、

「ちょっと待て!それがどういう
意味か分かってるのか?
お前は、新人研修すら耐えられ
なかった事を一生背負う事に
なるんだぞ。

どこにそんなヤツを雇う会社が
あるんだ!」

そう言うと、健二の目は真っ赤に
なって唇が震えていました。

「自分の人生を粗末にするんじゃない!

制服だろうと何だろうと仕事で使うものは、
ただの1つでも粗末にしてはいけんのじゃ!」

そう言うと、健二は涙をポロポロ
こぼし始めたのです。

そばで見ていたメンバーも全員
泣いていました。

なぜならメンバー全員が健二の
ことを心配していたからです。

その後、健二は心を入れ替え、
厳しいテストを1つ1つパスして
いきました。

その度に私のところに
「合格しました!」と報告に来て
一緒に喜び合ったのです。

最終日、会社の上層部を前に、
1人5分ほどの入社の決意表明を
プレゼンする最終試験があった
んですね。

後から他の先生たちに聞いた話
ですが、うちのグループの何人もが
私の名前を出して、泣きながら決意
表明していたそうです。

「健二やうちのメンバーの皆んなは
どうしてるかな~」

先日、そんなことをフッと久しぶりに
思い出したのでした。

実は私も前職の半導体会社に新卒
入社の右も左も分からなかった時、
本社総務の係長から、こんなことを
言われた事があります。

「これからイヤな事や理不尽な事
があるかもしれないけど、絶対に
腐るなよ」

その係長は、その後、転職して、
今は縁がありませんが、その言葉
はずっと私の心の中に残っています。

ところであなたが新入社員だった
時、あるいは社会人になった時、

先輩や上司などに言われて今でも
心の支えになっている言葉は
どんな事がありますか?

初心に戻ってそんな事を思い出して
みるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

 

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