生かされている


徳川家康

 

あなたは生きていますか?
それとも生かされていますか?

「なに言ってんだよ、生きてんだよ」
そう思われるかもしれません。

先日、知り合いの女性から日本人の
精神性について聞く機会があった
んですね。

例えば、日本の庭園は人の手を加え
つつも自然との調和を大切にして
いること。

華道ではムダをそぎ落とし、1本1本
どちらの向きが一番いいのか、
どんな空間だったら美しく最大限
生きるのか、その花に聞くのだそうです。

それは人材教育にも活かされている
んですよと聞きました。

その瞬間、「あ、自分は生かされいる
んだ」と思ったのです。

そして徳川家康のこんなエピソード
を思い出したのでご紹介しますね。

家康は子供の頃から成人しても
今川家の人質として過ごして
いました。

岡崎城には今川の代官が入り、
税の取り立ては容赦なく、戦の
前線に向かわされるのは徳川の
家臣たち。

今川本隊は、はるか遠くの安全
地帯から観察するという状態でした。

家康家臣の多くは戦場から帰える
と貧しさゆえ、農夫同然となって
田畑を耕していたのです。

ある時、家臣たちは農民と一緒に
稲の苗を植えていると、里帰りを許さ
れた家康が岡崎に帰ってきました。

農民姿の家臣たちは家康を見て
「こんな姿を殿さまには見せられない」
と身を縮めます。

家康は、ゆっくり田んぼを見渡すと
カッと目を見開き、ずかずかと田んぼ
の中に入ってきたのです。

そして一人一人の家臣の名前を
呼び、「すまない・・」と言い、はらはら
と涙を流したのでした。

家臣たちはビックリして田んぼの中
に座り込みました。

そして手をつき、
「こんな姿で申し訳ございません」
と詫びたのです。

家康は首を振り、こう言いました。

「この世で農民ほど貴いものはない。
わしがいたらぬ為に、お前たちに
こんな苦労をかけている。

いつか花の咲く日も来るだろう。
どうかその日まで待っていてくれ。」

そして家臣たちも一緒に涙した
のでした。

家康は、家臣たちに支えられ生かされ
ているという自覚と感謝の念が特に
強かったようです。

その気持ちが信長に仕え、秀吉に仕え
る忍耐の強さになっていたんですね。

私も以前の会社で部下の人たちの
気持ちや苦労を充分に受け止められ
ていただろうかと思い返しました。

その時は、感謝してても、少し経つ
とそれが当たり前のようになって
しまっていたんですね。

それは今まで、お世話になった方、
支えてくれた方、ご縁を頂いた方たち
も同じです。

これらのことは忘れてはいけないと
改めて感じたのでした。

ところであなたを支えてくれている
部下や取引先、その他、どんな人が
思い浮かびますか?

その人たちは蔭であなたを支える
為にどんな苦労をされているでしょうか。

もし思い当たることがありましたら、
あなたと相手にとって一番いい方法で
感謝の気持ちを伝えてみませんか。

 

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

 

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