ビジョンの共有


「部下や社員さんとの意識の開きに
悩んでいるんですよね」

先日、ある経営者さんとの話しで私なりの
考えを伝えると、とても喜ばれていました。

そして先日、別のところから管理職研修の
依頼がありましたので、ちょっと私なりの
考えをシェアしたいと思います。

管理職として必要なことは、部下や社員さん
が気分よく仕事に専念できてパフォーマンス
をあげ、利益を出せること、事故やトラブルを
未然に防ぎ、再発防止することなどですよね。

そして仕事は、気分がいい時はスイスイ進むし、
気分が乗らない時には、ポカミスしたり、
イライラしたりと負のスパイラルに落ちてしまう
こともありますもんね。

仕事のパフォーマンスって、自分のモチベーション
やメンタルに大きく影響されますよね。

そのモチベーションやメンタルの中でも
大切な事が、部下や社員さんが自分の仕事
に対して日々、誇りや充実感、達成感を感じて
いるかどうかではないでしょうか?

以前、と言ってもバブル絶頂期ですが、テレビで
こんな番組をやっていました。

ボディコンでセンスを振り回している女性数十人に、
「あなたは2人の男性、どっちを選びますか?」
というインタビューです。

片方は、今をときめくITチャーの創業社長
六本木ヒルズの高層マンションに住み、
頭脳明晰のイケメン。

もう片方は、リヤカーを引きながら鉄クズ集め、
Tシャツにねじり鉢巻き、ボロアパートに住んで
毎日、汗だくになって働いている。
そして毎晩、夢を語っている。

時代は、「メッシー、アッシー、みつぐ君」と
言われ、モノは飛ぶように売れ、企業は、
新入社員を獲得する為に学生を接待していた
状態。

この番組は、こんなんでいいのか日本!
という皮肉も込められていたのでしょう、
面白可笑しく作られていました。(笑)

ボディコンギャルたちの投票は、当然、IT社長に
集中し、リヤカー男に投票する人はかなり希少
でした。

私は、その時、
「リヤカー引っぱりてー」
と思ったんですね。(笑)

時代の流れを読み、時流に乗る事は大切です。

ですが、いつの時代も変わらない普遍的なものが
あると思っているからです。

それは、野球で言えば、球拾いから始まり、
料理人で言えば、皿洗い、仕込みから始まり、
武道で言えば礼に始まり、礼で終わるみたいな
基礎作り、あるいは下働きです。

艱難辛苦を味わった人だからこそ、人の気持ち
が分かる器を持つことってありますよね。

そしてお客さんの喜びを得ることで経験値と
自信が積みあがっていくのではないでしょうか?

先ほどの管理職研修ですが、上の立場になれば
なるほど、責任と同時に仕事量も増えて悩まれる
ことも多くなると思います。

そして目先の業務をこなすことに追われがち
になってしまっている・・・。

ですが、部下や社員さんたちを、仕事での成長、
病気、事故、怪我、生活、そして会社を守って
いく為には、まず、管理職の方が自分のビジョン
を明確にしていく必要があるのではないでしょうか。

それは自分が今の仕事をどれだけ愛して、
やりがいを感じ、充実感、達成感、会社で
一体感を感じられているか?

自分がなりたいビジョンとはどんなものなのか?

これらのビジョンがハッキリと固まってくることで、
部下や社員さんへの関わり方が変わってきます。

そしてそのビジョンを部下や社員さんと共有する
ことで、バラバラだったベクトルが一方向にまとまり
本来の大きな力に集結されるんですよね。

ではその自分のビジョンを作る方法とは、
会社の理念を通して、
・自分が成し遂げたい事は何なのか?
・チーム全体で成し遂げられる事は何なのか?
これらを融合することだと思っています。

ところであなたは、会社の部下や社員さん、あるいは
仲間たちとどのようにビジョンを共有されていますか?

岡崎哲也

 

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