命の水


メンタルトレーニングで営業を強化 岡崎哲也

【命の水】
 
暑い時期になってきましたが、
お身体は大丈夫ですか?
 
熱中症や夏バテには、適度な
水分補給や栄養、メンタル、
室温など、気を付けてくださいね。
 
ところで以前、和歌山の熊野三山
(熊野本宮大社、熊野速玉大社、
熊野那智大社)に行ったことが
あります。
 
その歴史は古く、紀元前、または
神代の時代、日向を船出した
神武天皇は、熊野灘から那智の
海岸に上陸し、那智の山に光り
輝くものを見つけました。
 
その光に近づいていくと、命の源
である水が豊富に溢れ落ちる
『那智大滝』を探しあて、この
大滝を神として祀ったのでした。
 
その後、神武天皇は八咫烏
(やたがらす)の道案内で大和の
橿原に入り、即位したとされて
います。
 
奈良朝末期になると仏教の影響
を色濃く受けて神仏習合思想が
起こりました。
 
さらに平安後期から鎌倉期の
約400年間にかけて、宇多上皇
から亀山上皇まで、後白河法皇の
34回を筆頭に、上皇、法皇、
女院 (皇族の女性)が140度
もの熊野御幸されており、
 
以降、熊野修験の修行場が整備
されます。
 
修験道は、日本古来の山岳信仰が
神道や仏教と結びついたもので、
険しい山中を歩き続け、時には
滝に打たれて、大自然の不思議な
力を体感するもの。
 
権現の前では身分平等という思想
から爆発的な人気となり、多くの
参拝者が熊野三山をめざして長い
行列をつくっている様子を、蟻の
行列に例えて『蟻の熊野詣で』
と呼ばれました。
 
特に「ゴゴゴゴゴゴゴー」と爆音
を立てながら133m流れ落ちる
那智大滝は圧巻です。
 
全身にヒンヤリした水しぶきを
浴びながら、大滝の水をゴクゴク
飲むと身体の細胞1つ1つに
沁み渡っていき、心と身体が
水々しく蘇る感じがするんですね。
 
私たちは、数千年、さらには縄文
時代1万6千年前から、どれだけ
たくさんの人が、この『命の水』
によって、生かされてきただろうか・・・
 
そんな思いを馳せながら、自然の
恵みに感謝しつつ、これからも
千年も万年も『命の水』を大切に
していきたいですよね

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

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