昨日、また厚生労働省支援事業『基金訓練』
の企画・マーケティング力強化講座を行ってきました。
参考記事
■企画・マーケティング力強化
■ビジネスモデルを構築する
こちらでの講義は3回目となり、慣れてきました。
ちなみにあなたはマーケティング観点の
製品ライフサイクルをご存知でしょうか?
この製品ライフサイクルには4つの段階に
区分けされています。
1.発売段階
2.成長段階
3.成熟段階
4.衰退段階
そして、それぞれの段階で顧客やコスト、
マーケティング目標、販売促進方法などが
変わってくるのです。
例えば、このような感じです。
【1.発売段階】
◆顧客:革新者
◆コスト:顧客1人あたりのコストが高い
◆マーケティング目標:製造・認知・試用
◆販売促進方法:試用してもらう為に大規模な
販売促進活動を展開する
【2.成長段階】
◆顧客:早期採用者
◆コスト:顧客1人あたりのコストは平均的
◆マーケティング目標:市場シェアの最大化
◆販売促進方法:需要が高まったところで
販売促進活動は控える
【3.成熟段階】
◆顧客:平均的な多数採用者
◆コスト:顧客1人あたりのコストは低い
◆マーケティング目標:市場シェアを維持しつつ
利益を最大化
◆販売促進方法:ブランドを変えるよう、
販売促進活動に力を入れる
【4.衰退段階】
◆顧客:遅滞者
◆コスト:顧客1人あたりのコストは低い
◆マーケティング目標:コスト削減し、ブランド名で売る
◆販売促進方法:最低水準まで減らす
ちなみにあなたの製品は、この4段階中
どの段階でしょうか?
もし顧客がずれていては、思うような効果は
期待できませんよね。
それは顧客ごとにアプローチ方法が変わって
くるからです。
さらにお金とエネルギーの無駄使いとなって
しまいます。
そしてマーケティング目標がずれていても、
同じくいい効果は期待できません。
やはり何事も自己分析を行い、最小限の
エネルギーで最大限の効果を生み出す工夫を
する必要がありますよね。
ぜひこの製品ライフサイクルを、ご自身の製品に
当てはめて、活用されてくださいね。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
■メンタルトレーニンで営業力強化
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