心のお師匠さま


心のお師匠さま

 

あなたは心のお師匠さまと出会いたいと

思った事はありませんか?

 

もしかしたら、もういます?(笑)

 

心のお師匠さまとは、言い換えればメンター

ですよね。

 

あなたの成長と成功を心から喜んでくれて

導いてくれる存在。

 

世の中のリーダーには、意識しているかしていない

かは別として、そんな心のお師匠さまの存在が

いるそうです。

 

私は小中高校生の頃、心のお師匠さまを

探し求めた時期がありました。
自分が迷った時、くじけそうになった時、

嬉しい時などに会いに行って、 全て丸ごと

受け入れてくれて、適切なアドバイスを

してくれて、誉めちぎってくれる存在。


いつもニコニコしてて、笑顔のまんまの

しわが完全にできあがってて、言葉に

奥深さがあって、しぐさは凛とした雰囲気

がある白ヒゲのお爺ちゃん。


私は小学生低学年の頃、放課後になると

学校の図書館で瞳をキラキラと輝かせ

ながらマンガで描かれた歴史上の人物の

本を読み漁ってました。

聖武天皇、聖徳太子、織田信長、上杉謙信、

源義経、源頼朝、豊臣秀吉、徳川家康、

足利尊氏、etc.

その中で特に好きだったのが良寛さん。
が探し求めていたお師匠様のイメージは、

どうやら良寛さんが重なっているように思います。

 

良寛さんは、江戸後期の禅僧です。

 

越後(新潟県)で代々、町名主(今の町村長)

の家の長男として生まれますが、ある理由で

仏門に入り、托鉢僧(たくはつそう)として

たくさんの人々に親しまれます。


そこで良寛さんを心のお師匠さまにしようと

思った『いましめ』というストーリーを紹介

しますね。

 

良寛さんの弟の由之(よしゆき)に泰樹

(やすき)という子供がいました。

泰樹は若い頃、悪い遊びをしてお父さんや

お母さんにとても心配をかけていたんですね。

ある日、良寛さんは弟の由之から泰樹に

「意見をしに来てください」と頼まれて

行きました。

 

ところが良寛さんは3日も泊まっているのに

泰樹に何も言いません。

 

そして3日目に良寛さんは帰るからと言って

泰樹を呼び、わらじのひもを結んでくれる

ように頼みました。

 

泰樹がかがんで良寛さんのわらじのひもを

結んでいると、首のところに何か冷たい

ものがポタッポタッと落ちてきます。

 

泰樹はビックリして見上げると、良寛さん

の目に涙が溜まって自分を見つめて

いたんです。

 

泰樹は、ハッと思いました。

良寛さんはわらじのひもを結んでもらうと、

そのまま黙って立ち去っていきました。

 

その日から泰樹の悪い遊びは、ふっつりと

止んで、良寛さんを心から尊敬し、しばしば

良寛さんを訪ねては、和歌や書の手習いを

教えてもらったそうです。


このストーリーを読んで、私はこの純粋で

包容力のある良寛さんに出会いたいと思い、

いろいろなお寺をまわり始めたんですね。

 

説教で教えるのではなく、愛情で包み込んで

自然と気がつかせてくれる人。

 

そんな純粋で器の大きい人になりたいと

思って日々、精進しています。

 

例えば、私はコンサル中、じっくり待って

相手の話しを聴くように努めているんですよ。

 

ところであなたが出会いたい心のお師匠さまは

どんな方ですか?

 

そのモデルになっている方がいらっしゃっい

ましたら教えてくださいね。

岡崎哲也

メンタルトレーニングで営業を強化 岡崎哲也

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

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