日本の未来
メンタルトレーニング
あなたは日本の未来を覗いてみたいと
思いませんか?
もしそれが分かると、自分がどのように
行動していけばいいか分かりますもんね。
先日、みやぎ復興イベントに参加
してきたんですね。
午前中、バスで現地案内されながら
説明を受けました。
海から2~3km内陸に位置している
仙台市や宮城県名取市を走る高速
道路(仙台東部道路)は高さが
5~10mあり、津波はここで止まった
そうです。
そこで私がすぐに疑問を感じたのは
津波で流された土地に、数は少ない
ですがパラパラと家が建っている事
でした。
「あんな被害にあっているのに、なぜ
同じ場所に住んでいるのだろうか?」
理由を聞くと、このような感じのようです。
危険区域に指定されているので家を
建てるのは禁止されているがリフォーム
は可能。
そこに住んでいる理由は、住民と行政
との間で話し合いが進まない状況だ
そうです。
例えば、仮設住宅の建設は、国有地
か行政の所有地と法律上で決まって
いるが、その段取りの遅れ。
また保証や移転先の条件などで、
行政側の説明不十分による住民の
不信感。
行政側は、以前の天下り問題などで
公務員をかなり減らしたことによる人員
不足、また国と県と市と村など縦割り
行政の為、調整が困難。
その為、明確に答えられない事が
多いようです。
残留している住民は、65才以上の
年金暮らしの高齢者が多く、移転先
の費用も高く、銀行からの借り入れも
できずに残留せざるをえない状況の
ようです。
バスで案内された後、伊達正宗ゆかり
の禅寺に様々な人たち30人以上が
集合。
参加者は宮城の人や大学生、東京
からの人、松下政経塾の塾生などなど。
そこで6~7人のチームを作り、現状
の復興に関する問題点と具体的な
提案を議論してまとめ、最後に皆んな
の前でプレゼンするという内容でした。
途中で大学生や若い人たちをメインに
考えてもらい、周りがサポートしていく
教育的要素があることに気付きました。
そこでシェアされた内容は、例えば
1960年代、フランスのカキ養殖が
絶滅しそうになった時、三陸のカキ
を送って復活。
そして今回の震災で、フランスから
種カキを譲り受け、カキ養殖の復興
を目指していること。
また「高校生がデザインする気仙沼
なまり節ラー油」の商品開発・
プロデュースしたり、東北の農産物
や海産物の風評被害を改善すること
などがありました。
その他、被災地は暴動や強奪がなく
秩序が保たれていることなど、日本
では当たり前のことが世界では素晴
らしいことだと世界では評価されて
いますよね。
それら東北が被災したからこそ見えて
きたこと、新しく生まれたアイデア、
商品などをもっと世界に発信して
いこうとなりました。
これから日本が5~10年後の未来
に抱えるであろう問題、人口減、少子
高齢化、過疎化と集中化、産業の
衰退などなど。
それらに今回の「創造的復興」の
キーワードが重要になってくると感じて
います。
そして最愛の家族を失った悲しみを
持ちつつ、現実を生きていく人たちに
心の対話を通じて人の温もりを取り
戻してもらいたい。
行政だけに頼らず、私たちにできる
ことは何だろう。
そんなことをあなたと一緒に話し合え
たら幸せです。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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