禅のメンタルトレーニングでメンタルブロック解除


あなたはお仕事のプレッシャーや

人間関係のストレス、なかなか

とれない疲れ、心身の不調など、

 

今抱えている問題にイライラして

心が縛られている感覚などを

感じることはありませんか?

 

ところで、今までの歴史で、潜在

意識、無意識の書き換えや、制限

となる思い込み、メンタルブロック

解除やメンタルトレーニングの

ようなモノは、無かったのだろうか?

 

そんな疑問を持つこともあり

ますよね。

 

歴史でいえば、古い宗教にヒント

があります。

 

仏教の1つの禅宗は、開祖ダルマ大師

で、日本には3禅宗(臨済宗、曹洞宗、

黄檗宗(おうばくしゅう)が広がり

ました。

 

鎌倉時代、2度の元寇襲来で国内が

揺れる中、鎌倉幕府8代目執権・

北条時宗は、禅の修行で胆力を鍛え

国難を乗り越えたと言われています。

 

室町時代の鹿苑寺(金閣寺)や

慈照寺(銀閣寺)も臨済宗のお寺。

 

伝統文化の「茶の湯」も室町時代に

茶と禅の精神から「侘び茶」として、

武家社会に親しまれました。

 

その後、戦国武将たちは、戦乱や

社会的混乱の中、自然と向き合って

心を落ち着かせる禅の修行を心の

拠り所としたそうです。

 

上杉謙信は、越後の守護代長尾家に

生まれ、幼少期は林泉寺という禅寺に

入門し、生涯「義」を重んじました。

 

武田信玄の菩提寺は臨済宗恵林寺、

今川氏の菩提寺も臨済宗臨済寺。

 

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も

禅の教えをもとに茶道を発展させた

千利休を通じて、禅宗と深い関りが

あります。

 

幕末、官軍参謀・西郷隆盛に対し、

幕府側、勝海舟の使者として江戸

無血開城を交渉した山岡鉄舟も

禅の達人です。

 

京セラ・KDDI創業者故・稲盛和夫

さんは65歳の時、京都・臨済宗

円福寺で得度し、大和(だいわ)の

僧名を持ち、一時、托鉢(たくはつ)

も出ていたそうです。

 

そんな禅宗ですが、江戸時代の白隠

禅師が、厳しい修行で心身の

バランスを崩します。

 

それを治す方法を探していたところ、

山で仙人と出会い、秘法「軟酥の法」

を教えられ、実践すると回復した

そうなんですね。

 

そのため、白隠禅師の「軟酥の法」

として、心身の不調を改善する

イメージ療法(メンタルトレーニング)

として伝わっています。

 

「軟酥の法」とは、軟酥(やわらかい

バターの塊)の仙薬を、頭上に置き、

それがだんだん溶けていき、

 

心や身体の悪いところを流して、全身

の細胞1つ1つをエネルギーで満た

して体調を改善していくイメージ法。

 

この「軟酥の法」のメンタル

トレーニングは、私が20~30代、

半導体の仕事がハードで、プレッシャー

やストレス、疲れ、心身のバランスを

崩した時などに、よくやっていて、

 

ある面では効果があり、ある面では

もっと効果的にできないかな?

と感じていました。

 

そこで自律訓練法や気功、瞑想などと

掛け合わせて試しながら、やって

ました。

 

それから、さらに心理技術を掛け

合わせたバージョンアップ版

「軟酥の法」メンタルブロック解除

メンタルトレーニングをお伝え

します。

 

本当は、潜在意識、無意識に

アプローチするコツをつかんだ方

が、より効果的です。

 

この方法は、回数を繰り返し、深く

落とし込むことでより効果が出ます。

 

■「軟酥の法」バージョンアップ版

メンタルブロック解除メンタル

トレーニング

 

◆1.準備

姿勢は、立ったままでも、座ったまま

でも、仰向けに寝た状態でも大丈夫です。

 

身体を締め付けるモノ、ベルトや時計

などは、外すか緩めます。

 

寝る前などにおこなってもokです。

 

◆2.全身スキャン

 

意識を、自分の内側に向けて、心と

身体全身を、頭から足の指先まで

ゆっくりスキャンします。

 

頭、顔、首、肩、背中、背骨、心臓、

肺、胃、腸などの内臓、両腕、両手、

指先、両足、足先

 

この時、

・余計な力み(りきみ)

・緊張

・疲れ

 

・不快感

・変な塊やしこり

 

・ネガティブな感情

(イライラ、怒り、恐れ、悲しみなど)

・抵抗感、反発感

 

・否定したい気持ち

・責めたい気持ち

・ゆるせない気持ち

 

・できない感覚

・失敗へのおそれ

・分かってもらえない

 

・悔しさ

・虚しさ

・執着

 

など、不調な部分や違和感、

ネガティブな感情、制限となる

思い込み、メンタルブロックが

無いかを確認します。

 

もしある場合、その違和感は、身体

のどこの場所にあるのかを感じて

みます。

 

◆3.違和感を見える化

 

それら違和感がある

【場所、色、形、大きさ】

を感じとり、見える化します。

 

・身体の部分

(例)胸の辺り、頭の中、お腹の辺り

 

・色、形

(例)

黒い雲のようなモヤモヤ、黒くて

硬い石、赤紫のアメーバみたいな

モノ、ドス黒いモノが渦巻いている

 

・大きさ

(例)

握りこぶし、バレーボールぐらい

 

◆4.違和感に欲しいものを聴く

 

その見える化した違和感に、

「何が欲しいですか?何を望んで

いますか?」と聴く

 

すると、かすかな声で伝えてきたり、

ピーンと直観で感じたり、何かの

イメージが見えたりするかもしれ

ません。

 

これは、潜在意識、無意識、副人格、

インナーチャイルド、メンタル

ブロックからのメッセージです。

 

なので、何かを感じ取ったら、

「教えてくれてありがとう」

と伝える。

 

◆5.違和感を欲しいもの、

エネルギーで満たす

 

見える化した違和感が欲しがって

いるもの、望んでいるもの、欲し

がっているエネルギーを与えて

満たす。

 

たとえば、安心、認めて欲しい、

大切にされたい、愛、喜び、安らぎ、

自由、応援、仲間、光、心の温もり、

 

太陽の温かさ、清らかな水、

仙薬の軟酥、などなど。

 

すると、違和感だった黒い硬い石は、

段々とやわらかくなったり、黒い

モヤモヤした雲は、少しずつ小さく

なったり、

 

色が薄くなったり、密度が薄く

なったりしてきます。

 

トゲトゲも、小さくなったり、

数が減ったり、興奮した攻撃性

などは、落ち着いてきます。

 

それら違和感の軟化を感じたら、

「受けとってくれてありがとう」

と伝える。

 

◆6.違和感を溶かす

 

軟化した違和感(黒い硬い石や、

黒いモヤモヤした雲など)を、

イメージで溶かす。

 

その時、心の中で、イメージの

サポートとして、これらの言葉を

つぶやく。

 

その違和感が、

溶けてもいいし、溶けなくてもいい

し、どちらでもいい。全ては自由。

 

緩んでもいいし、緩めなくても

いいし、どちらでもいい。

全ては自由。

 

リラックスしてもいいし、リラックス

しなくてもいいし、どちらでもいい。

全ては自由。

 

ゆるしてもいいし、ゆるさなくても

いいし、どちらでもいい。

全ては自由。

 

花のつぼみが開いて咲くように、

細胞1つ1つが安心して開いても

いいし、開かなくてもいいし、

どちらでもいい。全ては自由。

 

「どちらでもいい、全ては自由」

とつぶやくことで、自分にとって

ラクな方にゆっくり進んでいきます。

 

そして、雨が降った後、晴れて太陽

が照ると、地面の雨水は霧状に

なって蒸発していくように、

 

違和感も、固体から液体になり、

液体から気体になっていきます。

 

◆7.違和感を吐き出す

 

気体となった違和感を、ゆっくり

呼吸の吐く息と一緒に身体の外へ

吐き出す。

 

気功の邪気払いの呼吸法に近いです

が、違和感は、邪気の場合もあれば、

 

自分を守ってくれているなど、何か

役割を果たしてくれていた場合も

あります。

 

なので、「今まで役割を果たして

くれてありがとう」と伝えながら、

身体の外へ吐き出す。

 

吐き出した気体の違和感は、山や海、

大自然など、帰るところに帰って

いきます。

 

気体となった違和感が身体から無く

なるまで、吐き出す。

 

※慣れると、◆6の溶かすと◆7の

吐き出すは、同時にできます。

 

◆8.元々違和感があった場所を満たす

 

元々違和感があった心や身体の場所

を、呼吸の吸う息と一緒に、空間の

エネルギーで満たしていきます。

 

気功やヨガでは、空気中には、

プラーナと呼ばれる生命力の源・氣

のエネルギーが充満していて、呼吸

と一緒に吸い込んでいると言われて

います。

 

その生命力の氣のエネルギーを深呼吸

しながら、元々違和感があった心と

身体の場所を満たしていきます。

 

そして、身体の細胞1つ1つを満た

していきます。

 

頭、髪の毛、顔、首、肩、背中、背骨、

心臓、肺、胃、腸などの内臓、両腕、

両手、指先、両足、足先、など

 

すると、細胞1つ1つに意識が喜び

や安らぎを感じたり、充電されている

ように感じたり、心身が軽くなって

くるかもしれません。

 

◆9.ワーク前後の変化を感じ取る

 

イメージワーク・メンタルトレーニング

後、どのような変化を感じているかを

感じとることは、

 

自分の感覚の感性を鍛えることに

なるので重要です。

 

ポイントは、潜在意識、無意識の

中にある、制限となる思い込み、

メンタルブロック、副人格、

インナーチャイルドと対話して

感覚、感性を磨くことになります。

 

 

この「軟酥の法」バージョンアップ

版メンタルトレーニングをやって

みて、どう感じましたか?

 

このメンタルトレーニングは、

何度も繰り返して慣れることが

重要です。

 

あなたも、このメンタルトレーニング

で、お仕事のプレッシャーやストレス、

緊張、疲れ、ネガティブ感情、不調

な部分、制限となる思い込み、

メンタルブロックなどを溶かして

吐き出し、

 

新しいエネルギーに入れ替えて、

心身を回復や、決断力、思考力、

胆力を鍛える方法としてご活用

くださいね。

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

■メンタルトレーニングで営業力強化

メール講座(全10回・無料)

メルマガボタン