メンタルトレーニングで営業力強化
セルフイメージコンサルタント
の岡崎哲也です。
【メンタルトレーニング研修】
この2日間は連続で、ある飲食店でコミュニケーション
研修を行ってきました。
社員とアルバイトを含めると約70人、数店舗を経営
されている飲食店。
そこの店長クラスが集まってのコミュニケーション
研修でした。
その研修が始まると、ある1人の気合いの入った
店長がこう言いました。
「今回は、コミュニケーション研修ですが、
僕らは震災後、売り上げが下がってて、そっちの
方が重要なんですよ。
もっと売り上げに直結する事を勉強したいです」
今回はコミュニケーション研修の予定でしたが、
営業・マーケティングの方がニーズがあるように
思いました。
やはり、こういった時は、初めから決められた
プログラムで研修するよりもその場の受け手の
ニーズに合わせてフレキシブルに対応できる
事が重要ですよね。
そこでその店長が実際に売り上げを上げる為に、
どのような事をされているのか一通り聞いてみました。
するとアルバイトの接客を含め、教育に多くの時間を
費やしている事が分かってきました。
もちろん、店内の売り上げを含め、全体は店長の
責任かもしれませんが、もっと売り上げに直結
したアイデアを絞りだしたり、アクションに時間を
集中した方がいいに違いありません。
そこで僕は伝えました。
「それらの教育などは、右腕か左腕の人に
もう少し任せられないのですか?」
すると、「彼はやる気がない」と回答が返って
きたんですね。
その右腕の彼は、言われた事はやるけど、
自分から積極的に動くことはないというのです。
だからその店長は自分1人で背負ってしまって、
休みもなかなか取れないし、人を育てるのは
とても大変との事でした。
そこでその店長に、彼にもっと責任感をもって
動いて欲しい時に、どのように声を掛けて
いるのですか?と聞いてみました。
すると、「まあ、ちょっと・・・・」とあまり言いた
くなさそうでした。
そこで、その時のその右腕の彼の反応を
尋ねると、ただ黙りこむだけとのこと。
では、その店長に、その右腕の人の立場に
なってもらって、店長から言われている時、
どのように感じているのかを感じてもらいました。
「店長があんなに責任を背負って忙しく
やっているのにあなたは本当にやる気が
ないのですか?
この会社で、この仕事を通じて、もっと
自分を活かしたい、もっと良くしたいという
気持ちは持っていないのでしょうか?」
すると、「・・・・・・・良くしたい気持ちは・・・・・
あります」と返事がありました。
店長は会社や社員、アルバイトの事を
真剣に考えている。右腕の彼も本当は
やりたい気持ちがある。
条件は整いました。
「では、その右腕の彼にもっと協力して
もらえるようにいいコミュニケーションの
方法を学びたいですか?」
するとその店長の鋭い目が一瞬、キラリと
輝いてうなづいた。
そこでコミュニケーション研修では、
【私メッセージとあなたメッセージ】を
伝えさせて頂きました。
自分の想いが、どんなに会社の為、皆んな
の為と思っていても適切な指導、アプローチ
方法を知らないと効果が発揮できませんからね。
人は責任がかかればかかるほど、プレッシャー
から、部下の責任感とのギャップから、このように
感じられる方が多いようです。
ところであなたの会社は、チームで目標の共有が
できていますか?
コミュニケーション研修で重要な
【私メッセージとあなたメッセージ】
簡単にお伝えすると、
「なんでやらないんだ。お前やれよ」
があなたメッセージ。
「今、こういう状況なんだ。本音を言うと
手伝って欲しい」
こちらが私メッセージ。
あなただったらどちらを言われると、
やる気になりますか?
このコミュニケーション方法をお伝えする
際に相手の立場になって感じとる
メンタルトレーニングの方法も活用
しているんですよ。
コミュニケーション研修
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
■メンタルトレーニンで営業力強化
メール講座(全10回・無料)