「もっとたくさんのお客さんにウチの商品
の良さを分かってもらう新規プロジェクト発足だ!」
全国から集められた精鋭たちが出した
最終結論とは?
「顧客の声に耳を傾ける」
具体的にはどうしたらいいのでしょうか?
例えば、、、
・アンケート
・人気投票
・商品モニター
・インタビュー
・感想
・私の使い方
などなど、「顧客の声」を集める仕組みを
持つ事なんですね。
例えば、OSの「Linux」。
「Linux」はOSを動かすプログラムを
全て公開したことで、世界中のユーザー
がプログラミングを改良していき、結果、
ユーザーが増えていったんですね。
その他、「ほぼ日手帳」も2007年で25万冊
プロモーションはほとんど行わず、口コミだけで
広がっているそうです。
インターネットサイト「ほぼ日手帳CLUB」には、
私の使い方をユーザーが書き込みして、その
内容をどんどん採用しているんですね。
それが口コミ人気とつながっていったのです。
愛され商品は、顧客によって育てられてる
ということなんですね。
ところで私も以前、こんな事がありました。
ある富士山の写真集を読み、惚れ込んで
額付き商品を購入したんですね。
ダイヤモンド富士といって、富士山の
山頂に日の出が重なって、思わず
手を合わせたくなる写真だったんです。(^^)
そして待ちに待った商品が届きました。
包装を開封すると「あれ?」
写真集の額縁とは違うではありませんか!
何だか富士山の写真が軽っぽく見える
のです。
そこで電話で問い合わせしてみると
写真集の時の額縁がもう製作されなく
なったそうなんですね。
そこで私のイメージした額縁「いぶした金色で、
少し厚めの幅があり、4つ角に、少しヨーロッパ
風の彫刻柄があるもの」と伝えたところ探して
くれることになったのです。
しばらくして届いた商品を開封すると感動!!
まさにイメージ通りで、重厚感があり、富士山と
太陽の偉大さを引き立たせるものでした。
『そこまでしてくれて・・』
そういう想いで感激でした。
そして数か月後、その写真スタジオから1通の
封筒が届きます。
同封のパンフレットには、私がリクエストして
できあがったものが正式商品となり、一番の
人気商品となっていたのです。
さらに他の大手通販会社でも、その商品を
扱い始めていたんですね。
その後、私が何をしたか想像できますか?
「ちょっと見て見て!この額縁、僕が
言ってこうなったんだよ!(どんなもんだい)」
どれだけ得意気になって口コミしたか
分かりません。(笑)
「顧客の声に耳を傾ける」
それは 「ユーザー参加型」 にするって
ことなんですね。
そこで私もお客さんにはなるべく「感想の声」
を頂くようにしています。
好意的なお客さんは、喜んで協力して
くださり、さらにいろいろなアドバイスや
ニーズを教えて頂けます。
そうすると商品開発がとてもしやすく
なるんですよね。
ところであなたはどのようにお客さんに
商品開発に参加して頂いていますか?
「顧客の声」は本当に宝物ですよね。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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