被害者、犠牲者のメンタルブロック解除


あなたは、あの人からひどいこと

をされた、自分は被害者だ犠牲者だ

と思うことはありますか?

 

以前、30代自営業者のAさん

から、「仕事は上手くいっている

のですが、仕事が終わって家に

帰り一人になると、気疲れして

しまいます。

 

そういうのは解消できますか?」

とご相談がありました。

 

状況を聞いてみると、仕事でお客

さんや取引き先は、喜んでくれて

いるけど、とても気疲れしてしまう

と言うのです。

 

そこでどんなことがあってAさん

は、そんなに気疲れするように

なったのですか?とお聞きして

みました。

 

すると、Aさんは、幼稚園や小学生

の頃から、いつも家の中で、両親

の夫婦喧嘩が絶えなかったそうです。

 

お父さんは自営業で、お金は稼いで

いたけど、お母さんはお父さんに

ガミガミ怒ってばかりいたとのこと。

 

そのためか、お父さんは外に女の

人を作って、あまり家に帰らなく

なったそうです。

 

すると、お母さんはさらにイライラ

するようになり、子供のAさんに

ダメ出しや八つ当たりするように

なったそうなんですね。

 

そして、お父さんもたまにしか家に

帰らないのに、家に帰るとすぐお母

さんと夫婦喧嘩になって、その

イライラをAさんに八つ当たり

していたそうです。

 

そのため、子供のAさんは、両親

から八つ当たりされないように、

いつも2人の顔色を見て、ピリピリ

気使いしていたそうです。

 

そのため、いつも気疲れし、つらく、

苦しくなっているとのこと。

 

そういった内容であれば、

メンタルブロック解除で解消でき

ますよ、ということでセッション

をすることになりました。

 

そこで、2回目までのセッション

では、お母さん、お父さんが八つ

当たりして、つらく、苦しい

気持ちを扱いました。

 

そして3回目のセッション時、

いつものように、

「今は、どんな感じですか?」

と聞いてみると、

 

2回目までのセッションで気持ち

は軽くなりました。でもまだ

残っている感じがする。

 

お母さんから、ダメ出し、八つ

当たりされて、つらい。

 

たまにしか帰ってこないお父さん

から、イライラしながら怒鳴られる

のがつらい、苦しいと言い始めた

んですね。

 

その内容を聞いた私は、

「つらくて苦しかったですよね。

 

そして、Aさん、もしかして

お父さんとお母さんにひどいこと

された、私は被害者だ、犠牲者だ、

と感じていませんか?」

と聞いてみると、

 

突然、Aさんは、

「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!

ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!

ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」

 

と、激しい咳を3分ぐらい

続けたんですね。

 

 

「あー、ビックリしたー。

今、何が起きたのかと思いました」

とAさん。

 

そこで私も、

「今、何が起きたんですか?」

と聞いてみると、

 

「・・・自分はひどいことを

された被害者、犠牲者、と聞いた

瞬間、

 

私の潜在意識がイヤだ、受け入れ

たくないと激しく抵抗している

感じがしました」とのこと。

 

「そうですよね、イヤだし、

受け入れたくないですよね。

八つ当たりなんて。

 

ただ、自分を被害者や犠牲者だと

思っていると、

 

自分は受け身でどうすることも

できない、自分は無力だ、と

なってしまうのですが、どう

思いますか?」と聞いてみました。

 

すると、Aさんは、

「ガーン・・・・」という表情に。

 

そして、

「そうかもしれません。

いや、その通りだと思います。

 

自分を被害者、犠牲者だと思う

のは、よくないことは分かります。

 

だけど、頭では分かるのですが、

心が納得できないんです」

とAさん。

 

「そうですよね。納得できません

よね。

 

なので、その納得できない心と、

これから話し合っていきます」

とお伝えすると、

 

Aさんは、軽くうなずき、自分と

向き合う決心をした表情に。

 

その後、自分は、ひどいことを

された被害者だ、犠牲者だ、という

思い込みのメンタルブロックを

解除していきました。

 

 

セッション後、Aさんに、

自分はひどいことをされた被害者、

犠牲者だ、という感覚は、どう

なりましたか?と聞いてみると、

 

かなり心が軽くなって、あまり

感じなくなったとのこと。

 

その後、Aさんからはメールで、

以前のように、ピリピリ気使い

することが減ったので、気疲れ

も改善したとの連絡を頂きました。

 

そして仕事が終わって、家に帰り

一人になった時も、つらい、

苦しい気持ちもあまり感じなく

なったので、心にゆとりができる

ようになったそうです。

 

そして、この「自分は被害者だ、

犠牲者だ」という立場はよくない

と、いろいろな心理学の本や

セミナーで聞いた事があるけど、

 

具体的にどうすればいいのか

その方法は、何も教えてもらえ

なかったそうです。

 

セミナーで情報を聞くだけなのと、

実際にメンタルブロックを解除して

体験するのとでは全然、違いますね、

との連絡をいただきました。

 

セッションでは、自分は被害者、

犠牲者という受け身ではなく、

主体性をもって問題、課題を解決

する、解決できる、と

メンタルブロックを解除し、

書き換えたことで、

 

Aさんは、より大きな視点を持ち、

解決できる力が湧いてきたようで

本当に良かったです。

 

ところであなたは、あの人から

ひどいことをされた、自分は

被害者、犠牲者だと思っている

ことは、ありませんか?

 

それが悪いとは言いません。

そういう気持ちは本当によく

分かります。

 

時には、騙された、裏切られた

と思うこともありますよね。

 

ただ、自分はひどいことをされた

被害者だと思っていると、その状態

から抜け出せない原因になっている

ことがあるんですね。

 

そのため、その状態から抜け出す

ためには、被害者の立場から主体性

を持つことが重要になってきます。

 

そんなことは頭では分かっているよ!

 

だけど、心が納得できないんだよ!

 

そう感じるようでしたら、一度、

メールで私に相談してください。

 

きっといい方向に進むと確信して

います。

 

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

 

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