引きこもりのメンタルブロック
現在、引きこもりは、全国で
１１５万人を超えていると言われて
いるのをご存知ですか？
＊内閣府2016年9月発表の
15歳～39歳まで対象の調査では、
（推計５４万人）
＊内閣府2019年3月発表の
40歳～64歳まで対象の調査では、
（推計６１万人）
そして、引きこもり手前の人も
いるでしょうし、コロナでさらに
増えているかもしれませんね。
およそ１０年前、私の
メンタルブロック解放セミナー
に参加し、公開セッションを受け
られた４０代男性 自営業者Ａさん
から、こんなご相談がありました。
「ビジネス展開にともない会員制
を作ろうと思い、新しい企画作り
や情報発信など、やらなければ
いけないことが沢山あるのですが、
うまく動けないというか、やるべき
時やるべき事に集中できない時が
あります。
『やりたい』という気持ちと
『やりたくない』気持ちが反発
しあって無駄に疲弊します」
とのこと。
そこで私は、たとえば、どういう
状況でそうなるのですか？
と、もう少し詳しく聞いて
みました。
するとＡさんは、
「やらなきゃ！」と思っても、
手につかなかったり、他の事に
気を取られて、いつの間にか時間
が経っていることがよくあります。
そして突然「めんどくさい！」
という感情が押し寄せて、精神的
引きこもりになることもしばしば
です」とのこと。
その精神的引きこもりは、月１回、
平均２～３日、長い時は２か月
ぐらい続くこともあるそうです。
そして、こんな状態になると
教えてくれました。
◆人に連絡したり、人間関係を
作るのが億劫になる
◆朝起きれなくなる
◆イライラすることが多くなる
◆心のキャパシティが急に狭くなる
◆日々をこなすことに精一杯で、
生産的なことに手がつかなくなる
◆ネガティブ思考になりがち
◆特に情報発信に対する抵抗が凄い
そこで、私は、
「いくつかの原因が絡み合って
いるかもしれないので、１回の
セッションで全てのお悩みが解消
できるか分かりませんが、それでも
いいですか？」と確認してみると、
Ａさんは、
「大丈夫です。受けたいです」
とのことで、セッションをする
ことになりました。
セッション当日、１０年ぶりぐらい
にお会いして、懐かしい話やその後
どうしてましたか？と軽く話した
後、ご相談内容を確認しました。
「やりたいのに、やりたくない
気持ちが綱引きしている行動の
メンタルブロックと、引きこもり
になるメンタルブロックは、全く
別要因の可能性があります。
そこで、やりたいのにやりたくない
行動のメンタルブロック（行動の
ブレーキ）を外した場合、
行動できないのは改善すると思い
ますが、何かのタイミングで
引きこもりにはなる可能性が
あります。
また、引きこもりの
メンタルブロックを外した場合、
引きこもりは改善されると思い
ますが、行動のメンタルブロック
は、まだあるかもしれません。
１回のセッションだけだと、
どちらを解消したいですか？」
と確認してみると、
「引きこもりの方がつらいので
こちらを解消したいです」
とＡさん。
「分かりました。底上げしたい
んですね。では、引きこもりの
メンタルブロックを外していき
ましょう」と言って、セッション
を始めていきました。
では、最近、精神的引きこもり
になったのはいつ頃ですか？
と聞いてみたんですね。
すると、
「２週間前ぐらいです」
とＡさん。
その時、どんなことがあった
のでしょうか？
と聞いてみると、
Ａさんは、
「経営塾に入っているのですが、
出された課題ができてなかったり、
目標に対して思ったような成果
が出ていなかった場合、
責められている感覚になって、
自分が悪い気がして、苦しく
なります」とのこと。
そうなんですね。ではその苦しい
気持ちを、呼吸と一緒に吐き出して
いきましょう、とお伝えし、呼吸
のワークをやっていきました。
・・・・続く・・・
そんなセッションを受けたＡさん
から、喜びの声をいただき
ましたので、ご紹介します。
『引きこもりが無くなり、生きる
ことが格段に楽になりました』
４０代 男性 自営業 Ａさん
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◆セッションを受ける決め手
約１０年前に受けたメンタルブロック
解放セミナーの公開セッションの
衝撃がずっと印象に残っていました。
自分の心の殻がバリバリと破れ、
感謝の気持ちが吹き上がって
きたのです。
それから10年ほど経ち、自分
でも気付かないうちにメンタル
の『歪み』の様なものが出て
きていました。
人と接することが億劫になったり、
やらなければならないことが
手につかなかったりと、気持ち
がまいってしまうような精神的
引きこもり状態に、
月１回、２～３日、長い時で
2ヶ月ほどなっていました。
そこで自分でもいろいろ試したり、
専門家数人の個人セッションを
受けましたが改善せず、悩んで
いたところ、岡崎さんを思い出し、
この人なら！と思ってセッション
をお願いしました。
◆セッションの感想
岡崎さんとのセッションは
まさに「旅」でした。
ナビゲートされるままに心の
奥深くへと進んでいき、時間
も空間も超越して自分と様々
な対話と移動を繰り返して
いきました。
心底にあるデリケートな部分に
触れることは怖さもありました
が、岡崎さんが安心安全な場を
作ってくれていたので、素直に
臨むことが出来ました。
終わった後は涙が溢れてきて、
今まで感じたことの無いような
爽やかな気持ちになれました。
◆その後の変化
精神的な引きこもりが改善
されました。
セッションから約3ヶ月経ち
ますが、あのうっとうしい感覚
に襲われていません。
セッション前は、その状態に
なると、何をするにもエイヤッ
と自分を奮い立たせなければ、
行動できませんでした。
最終的にはそのエネルギーも
枯渇して、よく分からない
倦怠感に襲われては自己嫌悪
に落ち入ることもしばしば
でした。
それが全く無くなったのです。
億劫だった人と接することも、
素直に自然に応じられるように
なってきて、生きることが格段
に楽になりました。
たまに倦怠感や疲労感はあります
が、それでもセッションを受ける
前と後では段違いです。
1つのことをクリアしたことで、
新しい課題へと向き合う力を
いただきました。
自分ではどうしようもなくなった
時は、また岡崎さんに相談したい
と思います。
ありがとうございました！
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Ａさんも、何かの切っ掛けで
月１回、２～３日、長い時は
２か月、引きこもりになる反応
パターンを繰り返していた
のですが、
どれだけ長い間、イヤな気持ちを
感じ続け、生産性損失はどのくらい
の金額になるのでしょうか・・
そんな引きこもりの反応パターン
を解除することで、本来の自分の
力を取り戻して生きることが楽に
なったそうで、本当に良かったです。
Ａさんの喜びが、周りの人たち
にも伝わっていきますからね。
ところであなたは、何かの切っ掛け
で、引きこもりたい気持ちになる
ことは、ありませんか？
時々、経営者や幹部、自営業者の
方から、
「何かの切っ掛けで、人間関係や
仕事全てがめんどくさくなって
仕事をしたくなくなる時が
あります。そして引きこもる時が
あるんです」
とご相談されることがあります。
同じようなご相談される多くの
方から、こんなことをお聞きします。
◆自分の感情や心のコントロール
ぐらい自分でできるだろう
◆なんでこんなことも自分で
できないんだ
◆自分の何が悪いんだ
◆こんなこともできない自分は
ダメだ
◆こんなダメな自分を
切り離したい、踏み潰したい
ゆるせない
と自分を奮い立たせ、無自覚に
責めて、傷つき、苦しい負の
ループに陥っていることもある
ようです。
そんな時、潜在意識の自分は、
心の奥の奥の奥の深い洞穴に
引っ込んでいて、自分でも出たい
けど、どうしていいか分からない、
助けて欲しい、と訴えていること
があります。
心理学では、この自分を
『インナーチャイルド、副人格、
パート』などと呼んでいます。
この引っ込んで、どうしていいか
分からないと言っている副人格を
見つけて、救出する必要がある
のです。
実際のお仕事では、責任や
プレッシャーの中、目標達成
しなければいけない状況だと
思います。
だからこそ、自分を追い込み
過ぎて、苦しくなったり、
引きこもりになりそうな時は、
自分の心の深い部分の声を、
聴いてあげてくださいね。
とても大切なことを、心の声や
イメージ、インスピレーション
として伝えてくれますよ。
PS．セッションから一年以上経ち、
Aさんから、「その後も精神的な
引きこもりは起きてませんよ」
とご連絡を頂きました。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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