「営業を頑張っているんのですが、
上手く売れないので自信をもっと
付けたいです」
以前、ある商品の代理店をされて
いる40代男性からそんな相談
を受けました。
「ではその自信が無くなっている
一番の原因は何だと思いますか?」
と聞いてみると、
「ええっと、、、よく商品の
クレームとか返品を受けるんです。
そしてお客さんに断られたり
すると自信が無くなって、、」
「それって、、、、
営業メンタルの問題ですか?
商品の問題ですか??」
「そうですね・・・・」
その方の声が小さくなって
いきました。
その方によると、売れない理由
は、扱っている商品がクレーム
や返品、トラブルが多くあるので、
新規開拓で新しいお客さんの
ところに営業に行った時に、
また断られるんじゃないか、
クレームや返品になるんじゃ
ないかと思って足が重くなって
気持ちがのらないのだそうです。
そもそも商品の問題を、営業の
メンタルトレーニングで自信を
付けたりメンタルブロック解放
セッション、営業のトレーニング
でカバーするのはちょっと無理
があります。
もちろん、効果はありますが、
自分では、この商品はトラブルが
多いと分かっていながら、後から
お客さんが困ってもいい、
とにかく売れればいいというのは、
本音・理性の自分と建前・
やらなければいけない気持ちの
対立が強くなって自分が苦しく
なってしまうんですね。
なので最初に、原因・課題の
分離が重要となってきます。
そして当然、どんどん改善して
時代やお客さんのニーズに
合わせて商品・サービスなどが
進化していくことは必要ですよね。
そこで「商品のクレームの改善に
ついては仕入先か製造会社と
話し合ってみてはどうでしょうか?」
と私から提案しました。
以前、知り合いの経営者が
こんなことを言ってました。
売れない商品は、売れる商品に
入れ変える決断が重要だと。
コンビニやスーパーも売れ筋商品
にどんどん棚を入れ変えてます
もんね。
人の事はよく分かるのに、なぜか
自分のことになると分かっている
ようで分かってないみたいです。
よくそんなことをお聞きますが、
あなたはどうでしょうか?
実は今回のようなそもそも論的
なケースもありますので、
ちょっとご自分で原因を分析
してみてくださいね。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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