今回は、先日【コーチング研修】を行ってきました
ので、そちらについてお伝え致します。
コーチングと言っても、どんなものか実際には
知らない方達がほとんどでした。
コーチングとは、相手の中にあるやる気、
モチベーションを引き出して行動を明確に
していく目標達成、そして問題解決などを
行う能力開発の技法です。
そこで何かを学ぶには講義だけよりもワークを
した方が効果的ですが、さらに深く理解するには
もうひと工夫が必要ですよね。
そこで私が、社員の方に実際にコーチングを
行って、見てもらう事にしました。
それは【公開コーチング】です。
そこで「受けてみたい方?」と尋ねてみたところ、
反応は「シーン」。(汗)
皆さん、顔を見合わせていました。
どんなことになるのか、興味はあるものの、
自分が受けるのは、ちょっと恥ずかしいと
思ったのでしょうか。
そこで、先輩の1人から提案がありました。
「研修生のAさんが受けたらいいのではないですか?」
そこでAさんに、「今、解決したい問題、又は
達成したい目標などはないですか?」と尋ねて
みました。
すると、Aさんは、
「私は、まだ研修生なので早くできる社員に
なりたいです」と言ってくれました。
そして私は聞いてみました。
「Aさんは、どんな社員になりたいですか?」
Aさん:「営業で早く1人前になりたいです。」
岡崎:「そうなる為には、どんな事ができそうですか?」
ここからはAさんの1人ブレーンストーミングです。(笑)
出てきた意見を否定せず、気分よくどんどん意見が
出るように、引き出してあげます。
するといろいろと具体的な意見がたくさん出てきました。
例えば、
●会社の商品の知識を深める。
資料を読む
●お客さんを実際にリサーチしてまわる。
①.お客さんが自社製品を購入するニーズを調べる
②.お客さん自身の主力商品、売り上げに対する
問題を調べて、どのように貢献できるか調べる。
●先輩営業マンに同行する。
営業スタイルを学ぶ
などなど。
そして意見がある程度、出たところで、それを分類したり
さらに具体的な行動するにはどうしたらいいかを
聞いていきました。
例えば、
●自分1人でできる事と、自分1人ではできない事は?
(誰かの力を必要とする事)
●それを具体的にどのように行動にうつせるか。
●それを効率的にするにはどんな事ができるか。
などなど。
すると先輩営業マンに同行させてもらうには、
会社の上司の許可をもらう必要があるとの事。
その上司をどのように説得すると許可しやすいか
を一緒に考えてみました。
また、同行営業するのは、ピリピリした緊張感のある
新規開拓よりもお得様を回るルート営業の方からの方が
いいとの事。
それをさらに効果的に身に付けるには、ICレコーダーで
営業トークを録音して、何度も聴いて勉強する。
などなど、具体的な意見が出てきました。
ちなみにこれらは私からの提案、指示などは全くありません。
全て彼から出てきた言葉なのです。
この公開コーチングを実際に受けてみてどうだっかを
Aさんに聞いてみると、このような感想を頂きました。
「漠然としていた考えが整理されて、どのように
行動すればいいのか分かった。」
そして他の見ていた方にも感想を聞くと、
「これは占い師の技術ですか?」
そう言われたのには笑ってしまいました。
「はい、占い師などもコーチングやカウンセリング
を学ばれていますよ。」と答えておきました。
その他には、
「相手がどんどんしゃべらされているように感じた。」
などなど、コーチングがどのようなものかを感じ取って
頂きました。
そこでもしあなたが、もっと能力を高めたい、企業の
業績をアップさせたいと思われていましたら、研修で
コーチングを取り入れて頂きたいと思っています。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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