オリンピックのドラマ
7月27日からスタートしている
ロンドンオリンピック。
あなたは、何かのスポーツを応援していますか?
今回のロンドンオリンピックでは、日本歴代
最多となる38個以上のメダルを目指そう!!
というプロジェクトが盛り上がっているみたいですよ。
全国民の期待を一身に背負った選手たちは、
今、どんな気持ちで過ごしているのでしょうか。
ところで私は、このオリンピックは結果もですが、
選手1人1人のドラマの方に心を打たれます。
陰で支えてくれている人たち、そして本番当日、
気が引き締まる気持ち、予想外のでき事。
ところでそのドラマの1つとして、以前、
海外の選手ですが、こんな事がありました。
1988年、ソウルオリンピックの時、イギリスの
デレク・レドモンド選手は、怪我をして出れません
でした。
それからお父さんと2人3脚で一所懸命に身体を
鍛えて、1992年、バルセロナ・オリンピックに
望みます。
その男子陸上400m準決勝。
優勝候補だったデレクを、お父さんは、第3コーナー
で固唾を飲んで見守っていました。
デレクは、レースの序盤、突然、足の肉離れを
起こしてうずくまってしまったのです。
他の選手たちは次々にゴールへ。
決着はつきました。
救急隊が彼に近づこうとすると、彼は立ち上がり
振り払って、片足でケンケンしながらゴールを
目指して走り出します。
そんな我が子を見ていられなかったのでしょう。
お父さんは係員を突き飛ばしてオリンピックの
コースに飛び出てしまったのです。
デレクは最初、誰が近づいてきたのか分からず、
その人を振り払おうとしましたが、お父さんだと
気付きました。
父は息子に言います。
「もう走らなくてもいいんだよ」
デレク
「いや、やらなきゃいけないんだ(泣)」
父
「じゃあ、一緒に走ろう」
お父さんは、痛みに耐え悔しくて泣きながら
行こうとする息子の肩を支え、一緒にトラックを
歩き始めます。
65,000人の観客が、2人の姿を見て
感動と激励のスタンディングオベーションをします。
そんな大歓声の中、お父さんは、ゴールの少し
手前で、息子1人にして行かせたのでした。
最後まであきらめない
その勇気をありがとう!!
この映像は、その後、オリンピックの感動シーンと
して、もしかしたらあなたも見られた事があるかも
しれませんね。
人は、調子がいい時、流れに乗っている時、
上手くいっている時には、周りの人がたくさん
寄ってきて応援してくれます。
ですが、その人が一番大変な時、落ち込んでいる時、
上手くいかない時にどれだけその人を受け止めて
応援できるかの方が大切ではないでしょうか。
既に今まで肉体の限界までトレーニングを積んで
こられたロンドンオリンピック出場選手の皆さんには、
後は何も気にせず、存分に実力を発揮して欲しいと
願っています。
元気な姿で無事に帰ってくる事が、最高の
お土産ですよ。
1992年 バルセロナオリンピック・男子400m
レドモンド父子のゴール 動画(3分)
ダイレクト出版さん主催のセミナーはお蔭様で
満席となりました。ありがとうございました!
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7月28日(土)・東京・満席
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