ピンチはチャンスのメンタル
「き、きびしい」(汗)
あなたは、そんなピンチに見舞われる事って
ありませんか?
ですが、時としてピンチはチャンスに変わる事って
ありますよね。
そんな時、あなたはどうやってピンチをチャンスに
変えていますか?
ところで私にはこんな体験があります。
23才の時、人生最大の運命の転換期を迎えました。
それまで何かが足りない、自分らしくない、と感じる
日々から活動的に変化した瞬間でした。
それは映画ガイアシンフォニー(地球交響曲)の
大分初上映をした時の事でした。
その時、私はこれで人生を変えるんだと
火山が噴火したかのごとく、
大分の企業や商店街など、どこでも
飛び込んでいきました。
23才の若い青年が、情熱を持って社会活動して
いる姿に、飛び込んだ先々の人達は、応援して
くれるようになりました。
ですが、初めて会ったイベントの素人数人と
3カ月で500人の会場を2回、1000人の観客を
集めると決めています。
そう簡単にいくはずがありません。
当時は、1994年、ガイアシンフォニーの知名度は
ほとんど無く、今みたいにネットが発達していなかった
ですから全て人海戦術です。
いや、その前に人がいない。(苦笑)
まともなやり方では、観客を動員できない。
この時、実はこんなストーリーがありました。
スタッフメンバーも10人弱まで少しずつ増えていき、
スタッフミーティングを時々、行っていました。
そのミーティングである時、1人の女性スタッフのAさんが
こんな事を言い始めました。
「この前、紅茶のお店に行ったら、そこの女性オーナー
がとても好意的で応援してくれると言っていたよ。」
そこで私は、言いました。
「じゃあ、皆んなでお礼を兼ねて挨拶に行こう」
翌週末、6~7人でその紅茶のお店に行く事に
しました。
ですが、店に着くなり、いきなり、その女性オーナーから
「あんた達、折角、いい事をやっていると思って
人を紹介したのに、先方に挨拶の電話もせずに
いったい何を考えているの!!
あんた達とは話す気にならない。」
と怒鳴られて、追い返されたのでした。
一緒に行った私達、6~7人のメンバーは、目が点になりました。
いったい何が起こったのかさっぱり分かりません。
そしてほとんどのメンバーは、
「なんだよ、あの人は?
いきなりあんな言い方は失礼じゃないか!」
と怒っていました。
ですが私は、「いや待てよ、なぜあの人はあんなに
怒ったのだろうか?」と不思議に思い、真実を調べてみました。
すると、最初にその紅茶のお店に行った女性スタッフAさん
にその紅茶のお店のオーナーから、何人も有力者を紹介
してもらっていたにも関わらず、そのまま2~3週間放置
していた事が分かったのでした。
私は、これは怒られて当然だと思い、すぐに謝罪の
電話を入れて、その紹介してくださった方の対応を
させて頂きました。
その行動を見た紅茶の女性オーナーから
「岡崎くん、気に入った!」
と言われて、さらに地元の有力者の方々を紹介して
くださったのです。
それは新聞社、テレビ局、ラジオ、弁護士、大学、銀行、
市役所・県庁のトップなどなど、工場勤務の23才の青年
には、到底出会う事のない人達とのご縁を一気に紹介して
頂き、応援して頂ける事になったのでした。
それから大分では、すべての新聞、ラジオ、地方紙、
テレビに出演し、夕方のOABニュースに流れるなど、
まるでお祭りのようになったのでした。
結果、イベント当日は、立見ぎゅうぎゅう詰めとなり、
入りきれなくて返ってもらうお客さまが多数いました。
私はこの時、身を持って学んだのでした。
『社会には、最低限の礼儀・ルールがあると』
『人を紹介するという事は、その人の大切な
お客さんを紹介しているのだ。
ならば、その紹介してくれた方と同じぐらい
大切な気持ちで接しよう。』
ところであなたがピンチをチャンスに変えた時、
どんな学びがありましたか?
整理してみると新しい何かが見えてくるかも
しれませんよ。
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