1.問いかけ
あなたは、
やるべきことが分かっているのに
なぜか手が止まることはありませんか?
・言うべき場面で言えない
・踏み込むべき瞬間で止まる
・あと一歩が出ない
そして──
「まぁ今回はいいか」と流してしまう
👉 この流れがあるなら
👉 偶然ではありません
👉 同じ条件で発動する“構造”です
要点:止まり方にはパターンがある
2.定義
本音抑制型メンタルブロックとは、
本音を言おうとした瞬間、
「危険」と判断して自動的に
止める無意識の反応構造です。
ポイントはここです。
「考えてやめている」のではなく、
👉 “反射で止められている”ということ。
要点:意志ではなく反射で止まる
3.症状
この構造があると、次のような状態が起きます。
・言うべき場面で言葉が止まる
・本音ではなく無難な言葉を選ぶ
・相手との間に見えない距離ができる
・営業で手応えが薄い
・「何かズレている」と感じ続ける
もし一つでも当てはまるなら、
👉 問題は能力ではなく“構造”です
要点:ズレの正体はスキルではない
4.事例セッション(核)
以前、40代自営業者Aさん
から、こんなご相談があり
ました。
(許可を得て、本人が特定
できないように加工して
ご紹介します)
「営業で見えない壁がある
んです」
スキルも知識もある。
ヒアリングも提案もできている。
それでも、
「相手の心に入っていない
感じがするんです。
これもメンタルブロックが
関係しているのでしょうか?」
という内容でした。
そこで私は、
Aさんが、営業活動をして、
『見えない壁』を感じている
のは、
表面的な話になって、お客様
の心に響いてない感じが
するからなんですか?
と聞いてみました。
すると、
「はい、相手との間に線を
引いている感じがあります」
とAさん。
そこで、私は、
そのAさんが表面的に話して、
お客様との間に線引きして
いるような感覚は、
いつぐらいから感じている
のですか?と聞いてみると、
Aさんは、
「結構、昔からあるかも
しれません。
相手に、イヤな気持ちにさせ
たくないというか、嫌われたく
ないというか・・・」
と、ちょっと渋い表情に。
そこで私は、
そのイヤな気持ちにさせたく
ない、嫌われたくないと思って
表面的に話して、相手との
間に線引きしているような
感覚を、
最近感じたのは、いつ頃
ですか?とお聞きすると、
「いつも営業している時は、
感じています。
特に強く感じたのは1週間前
とかですかね」とAさん。
では、その感覚を、最初に
感じたのは、いつ頃でしょうか?
と私が聞くと、
「ずっと前ですね・・・おそらく
子供の時から感じていると
思います」とAさん。
どんなことがあって、そう
感じるようになったんですか?
と私がお聞きすると、
Aさんは、こんなことを
教えてくれたんですね。
「おそらく幼稚園ぐらいの時、
夜、家の中に、怒鳴り声が
響いてて、
お父さんとお母さんが、
激しく言い争ってました。
怖くて、でも、このままだと
いけない気がして、
2才上の姉と一緒に、
「やめて!」
そう言った瞬間、
「おまえたちは黙ってろ!」
「部屋に戻っておきなさい!」
お父さんもお母さんも、
怒った形相で、その怒鳴り声
に押し返されて、
そのまま何も言えなくなって、
言葉を飲み込んだんです。
部屋に戻っても、
怒鳴り声は続いている。
隣で、お姉ちゃんは何も言わず、
2人で、両耳を手でふさいで、
怖くて震えながら、おびえて
いたんです。
翌日、両親から、
「あなたは、お父さんと
お母さんのどっちを選ぶ?」
と聞かれ、
『どっちも大切なのに選べる
ワケないよ』
と答えたんです。
これから家族がどうなって
しまうのか、私はどうしたら
いいのか分からず、不安な
気持ちでした。
その時、
「本音の言いたいことを言う
=危険」
と思い込んだんですよね。
たぶん、その後ぐらいから、
似たような場面や、人と
重要な話しをする時、
喉がギュッと締め付けられて、
言いたいことが出てこなく
なり、飲み込んでしまう
んです」とAさん。
そこで私は、そうだった
んですね、怖くて、不安
でしたね。
Aさんは、どうして、この
思い込み、メンタルブロック
を持ち続けているのですか?
どんなメリット・利得がある
のでしょうか?
と私が聞いてみたんですね。
「そりゃ、相手をイヤな気持ち
にさせたくないし、嫌われたり、
否定されたり、怒られたくない
からですよ」とAさん。
ここが核心です。
言えないのではなく、
言わないことで自分を守って
いるんですよね。
そこで私は、
このメンタルブロックは、
このまま持ち続けた方が良さ
そうですか?とお聞きすると、
「そのメンタルブロックを
外したいです」とAさんは、
選択しました。
セッションが進むにつれて、
Aさんの表情が、少しづつ
変わっていきました。
セッション後、Aさんは、
「あれ?不思議なんですけど、
さっきまで当たり前だった
感覚が、何かが変わった感じ
がします。
1週間前の契約時のことを
思い出しても、
◆言いたいことを言わない
方がいい
◆本音を言ってはいけない、
危険だ
という感覚が、思い出せない
です。
そして私は、そもそも人が
怒るのが怖かったんだと
気付きました。
頭が少しボーっとしてるので、
今後、この感覚が、どうなって
いくのか、少し様子を見させて
ください」とのことでした。
セッション1か月後、Aさん
から、こんなご報告を頂き
ました。
◆正直、まだ少し怖さはある
んですが、あれだけ気を使って
いたのに、むしろ本音で話した
方が、相手の反応がいいです。
◆本音を言ってはいけない、
人に嫌われたくない、否定
されたくない、という感覚が
大幅に改善されました。
◆それによってか、営業活動
でお客様の反応が良くなり、
成果が出るようになりました。
◆そして、見えない壁みたいな
ものを感じなくなりました。
◆また、セッションで気付いた、
『私は人が怒るのが怖かった
んだ』という感覚も、大きく
改善され、人間関係がとても
ラクになりました。
それにしても、よくこれで
自営業とか営業とかやってたな
と思います(笑)」
とのことでした。
5.ポイント
(セッションからの抽出)
👉 本音を言う直前に
👉 “危険”という判断が先に出ている
だから止まる
👉 行動ではなく
👉 判断の問題
要点:止めているのは言葉ではなく判断
6.原因
この判断は過去の経験から作られます
・否定された
・空気が悪くなった
・関係が崩れた
👉 その記憶が
👉 「本音=危険」という前提を作る
要点:過去が今の判断基準を作っている
7.構造(多層構造)
●表層:言えない・止まる
●1層目:言う=危険という判断
●2層目:関係が壊れる/嫌われるという前提
👉 この3層が同時に動いています
要点:単発ではなく“層”で止まる
8.本質
👉 人は事実ではなく
👉 前提で判断しています
👉 だから
👉 行動を変えても変わらない
要点:前提が変わらない限り同じ結果になる
9.再定義
👉 これは性格ではありません
👉 本音抑制型メンタルブロックです
👉 同じ「言えない」でも
・評価恐怖型
・回避型
👉 とは別構造です
要点:種類を間違えると改善しない
10.読者への問い
👉 あなたはどの瞬間で止まっていますか?
・話し始める前か
・言い切る直前か
・相手の反応を見た瞬間か
要点:特定できた瞬間に変化が始まる
11.セルフチェック
・言おうとすると止まる
・無難な言葉に変える
・あとで後悔する
・本音を出すと怖い
👉 1つでもあれば構造が動いています
要点:感覚ではなくパターンで見る
12.メンタルブロックの暴露
👉 この構造はあなたを守っています
・関係を壊さないため
・否定されないため
👉 だから気づきにくい
要点:防御だからこそ外れにくい
13.放置すると
👉 大きな問題には見えません
ですが
・関係が浅くなる
・信頼が深まらない
・営業の決定打が出ない
👉 “決定的な場面で負ける”ようになります
要点:致命傷ではないが成果を止める
14.最終理解
👉 問題は話し方ではない
👉 止めている構造です
👉 そしてそれは特定できます
要点:変える対象は自分ではなく構造
15.関連するメンタルブロック
👉 似ている構造
・評価恐怖型(嫌われる不安)
・回避型(衝突回避)
👉 違いも確認してください
(内部リンクは具体語に)
16.行動の分岐点
① このまま
→ 同じ場面で止まり続ける
② 特定する
→ 行動が変わる
👉 違いは未来の質
👉 止まる瞬間が言語化できない場合は、診断で整理できます
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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