与える人?奪う人?メンタルブロック


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あなたは与える人?奪う人?

 

以前、保険代理店の経営者から

こんなご相談がありました。

 

「会社経営者のお客さんのところに

何度も役立つ資料を持って行ったり、

頼まれごとをしているのですが、

 

種まきと思いつつも、それが続くと、

段々と、自分は、

 

ただ利用されているだけじゃないのか?

 

バカにされているんじゃないのか?

 

と思い始め、カチンときて、関係を

切ってしまうことがあるんです」

とのこと。

 

本当はまだ可能性があるかもしれない

お客さんでも、

 

「また利用されるだけなんじゃないか?」

と想像してしまい、切ってしまう。

 

その頻度が、徐々に高まってきている

と言うのです。

 

似たケースとして、

 

経営者が、育てた幹部に裏切られたり、

 

採用してみたら段々と動かず反発する

ようになった社員がいて、社員を信じ

られなくなったり、

 

最初は、いいお客さんのように見えた

のに、急にハードクレーマーに豹変

して、悩まされるようになり、

 

お客さん選びにすごく慎重になり、

可能性があるお客さんでも、すぐに

切ってしまうことがあると、お聞き

します。

 

また、自営業者も、お客さんや提携先、

取引先との関係で、同様にメンタル的に

擦り減ってしまうことがあるようです。

 

ペンシルベニア大学ウォートン校で、

組織心理学者として最年少で終身教授

となったアダム・グラント氏は、

 

Googleからアメリカ空軍にいたるまで、

10年以上に渡って組織における人間の

選択について研究して著書【GIVE & TAKE】

にまとめました。

 

その著書【GIVE & TAKE】によれば、

世の中には、3つのタイプの人が

いるそうです。

 

ギバー

(自分がもらった以上に与える人)

割合:25%

 

テイカー

(自分が与えた以上に奪う人)

割合:20%

 

マッチャー

(自分がもらった同量を返そうとする人)

割合:55%

 

たとえば、ギバー(与える人)の

ビジネスは、相手と掛け算して、

どれだけ利益を最大化して、お互いに

分配できるかを考えます。

 

テイカー(奪う人)のビジネスは、

どれだけ自分は最小のコスト、労力で、

自分が利益を最大化できるかを考えます。

(相手を利用したり、奪ってでも)

 

また、社員で、テイカー(奪う人)を

採用すると、会社が自分たちにやって

くれるのは当然で、要求ばかりします。

 

ギバー(与える人)を採用すると、

会社から、何かしてもらうこと、教育

を受けていることにありがたいと感じ、

それ以上働いたり、貢献して返そうと

努力します。

 

また、テイカー(奪う人)の上司は、

自分の成果が第一優先なので、部下

の手柄でも平気で奪うし、部下には

強く接するので、部下は疲弊して

いきます。

 

ギバー(与える人)の上司は、チーム

でさらに大きな成果を出せないか?

と考えます。

 

そのため、部下の才能を見抜き、育て

たり、適材適所や、相乗効果などを

生み出します。

 

これら、3つのタイプをスピーディー

に判断できれば、お客様、社員採用、

昇進などの社内人事、取引先、提携先

などを選ぶ基準になりますね。

 

そして、いかにスピーディーにテイカー

(奪う人)を見極められるかが重要と

なります。

 

ですが、人は、仕事ではテイカー(奪う人)

だけど、自分の家族にはギバー(与える人)

だったり、

 

普段は、テイカー(奪う人)だけど、

気に入っている人には、ギバー(与える人)

になったりと、状況によって変わること

があります。

 

また、賢いテイカー(奪う人)は、最初、

感じいい人に見えることもあり、見極める

には経験や知恵も必要となります。

 

ちなみに、あなたが、この人はお客さん

にしない方がいい、提携先にしない方が

いいと感じる選ぶ基準は何ですか?

 

あなたなりの付き合う人の選ぶ基準

を作ってくださいね。

 

それと、【社会的に成功する4つの順番】

があるそうです。

 

1.ギバー(与える人)成功傾向のギバー

2.マッチャー(もらった分は返そうとする人)

        バランス・調和を重視

3.テイカー(奪う人)

4.ギバー(与える人)失敗傾向のギバー

 

同じギバー(与える人)なのに、1の

成功傾向のギバーと、4の失敗傾向のギバー

では、何が違うのでしょうか?

 

4の失敗傾向のギバーは、人に与えても

与えても報われず、すり減って疲弊して

しまいます。

 

つまり、与えることが、当たり前になり、

搾取されることにつながってるようです。

 

ちなみに、メンタルブロックの専門家の

立場から言わせてもらうと、

この4の失敗傾向のギバーには、

潜在意識・無意識に特有の

メンタルブロック(制限となる思い込み)

をもっている可能性があります。

 

それは、

私は価値がない / 私は重要ではない

私は大切ではない / 私は必要とされてない

私は認められてない / 私は受け入れられてない

私は愛されてない / 私には居場所がない

私は報われない / 私のことを分かってもらえない

などのメンタルブロックです。

 

(これは一部ですが、メンタルブロック

は、潜在意識・無意識に埋め込まれている

ことが多いため、本人はそれに気付いて

なくて無自覚の場合も多いです)

 

それは、人や社会の

役に立ってる時、/ 貢献してる時、

与えてる時は、

 

私は価値がある / 私は重要

私は大切 / 私は必要

私は認められている / 私は受け入れられている

私は愛されている / 私には居場所がある

私は報われた / 私のことを分かってもらえる

というふうにひっくり返して、隠せる

のです。

 

そもそも

私は価値がない / 私は重要ではない

私は大切ではない / 私は必要とされてない

私は認められてない / 私は受け入れられてない

私は愛されてない / 私には居場所がない

私は報われない / 私のことを分かってもらえない

などのメンタルブロックがあると、つらく

心に痛みを感じることがあります。

 

ですが、

役に立ってる時、/ 貢献してる時、

与えてる時は、

そのつらい気持ちや心の痛みを隠せ、

感じなくてすむのです。

 

そこで、自分にそれらのメンタルブロック

があるかどうかを見極める方法は、たとえば、

役に立とう、貢献しよう、与えよう

とする行動は、どんな気持ちが起点になって

いるのか?

 

自分の潜在意識・無意識で、どう感じて

いるのか?を確認する必要があります。

 

ちなみに上記、保険代理店の経営者が、

まだお客さんになる可能性がありそうな

見込客でさえも神経質になって、営業

活動や関係を切ってしまうお悩みの

原因は、

 

こんなに貢献している(与えている)のに

返してくれない、報われないという体験

から、

 

「もうこんなイヤな体験をしたくない」

という自己防衛本能が強化されていた

んですね。

 

その過去のイヤな体験の感覚、とらえ方

を変えたことで、メンタルブロックが

解除され、

 

冷静にお客さんや状況を判断できるよう

になったことで、過剰な神経質な反応は

無くなったそうです。

 

そしてお客さんを選ぶ基準を作り、

初めから、テイカー(奪う人)の

お客さんには気を付けて除外し、

どこまでなら種まきしてもいいかを

決め、

 

また、今までだったら切ってしまって

いた、もしかしたら可能性があるお客さん

には、心に余裕を持って付き合えるように

なったことで、成約も増えているとの

ことでした。

 

よくメンタルブロックは、自分の弱さや

良くないもの、悪いものと思われがち

ですが、

 

何かの体験が切っ掛けで、自己防衛本能

が強くなり過ぎていることも多くあります。

 

ところで私たちも、失敗傾向のギバー

(与える人)やテイカー(奪う人)

にならないように、

 

せめてマッチャー、できれば成功傾向の

ギバー(与える人)でいたいですよね(^^)

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

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