経営者のメンタルトレーニング 権力争い


あなたは社内の権力争いや派閥争い

あるいは、業界団体の権力争いで

疲弊していませんか?

 

2022年の大河ドラマ

【鎌倉殿の13人】でも、すさまじい

権力争いで、脅威となるライバルが

次々と蹴落とされていましたね。

 

伊豆の小豪族・北条家が、平家より

流罪人とされていた源頼朝を

かくまい、源氏再興を支援。

 

北条政子が源頼朝と結婚したことで、

政子の弟・義時(主人公)が、頼朝

から様々なことを学び、鎌倉幕府

と北条家の礎を築いていくストーリー

です。

 

源頼朝は平氏打倒、鎌倉幕府開府

を通じ、脅威となる存在は有力家臣

や自分の一族でさえも次々と滅ぼして

いきました。

 

初代将軍・源頼朝死去後、頼家が18歳

の若さで2代目鎌倉殿になると暴走。

 

そのため、鎌倉殿の訴訟を裁断する

権限をはく奪し、有力御家人13人

の合議制とします。

 

その後も、鎌倉幕府と北条家の脅威

となる政敵を次々と滅ぼし、激しい

権力争いの末、北条義時が頂点に

立つという内容です。

 

特に私の心に響いたのは、こちらです。

 

最初、源頼朝を支え、鎌倉幕府と

北条家発展に大きな役割を果たした

北条時政(政子・義時の父・初代執権)

は、後妻・牧の方にそそのかされて

共に謀反の疑惑が浮上。

 

3代目鎌倉殿・源実朝を廃して自分

たちに都合のいい将軍を擁立しよう

と画策していることが判明します。

 

時政は、自邸に、実朝を招き入れ、

退任と次の将軍の指名の書状を

書くように迫っているところを、

義時の兵に実朝は救出されます。

 

そして義時は、父・時政を鎌倉から

伊豆へ追放するのですが、その時、

 

「父上、私は無念です。

(父上と共に鎌倉幕府と北条家

を盛り上げていきたかった)」

 

と涙する場面です。

 

鎌倉幕府と北条家を守るために、

ハードな権力争いの末、2代目執権

として権力の頂点に立った義時。

 

誰も信じられなくなり、少しでも謀反

の疑いや、脅威となる者は、頼朝同様、

有力家臣や一族でさえも徹底的に潰し、

悪役のようになっていくんですよね。

 

この内容は、現代社会の私たちにも

通じると感じています。

 

ちなみに、あなたの会社では、権力

争いはありませんか?

 

以前、ある経営者さんからこんな

ご相談がありました。

 

「幹部が会社の基準作りや仕組化を

行い、会社を発展させたのは認める

けど、

 

社員を引き連れて、私の経営方針に

異議を唱え始めています。

 

自分のやり方を、私に相談無く勝手

に推し進めようとしたり、給与や

権限で高い要求をしてきます。

 

元々は、私が育てて幹部に引き上げた

のに、なぜ私がこんなに気を使わない

といけないんだ。私を追いやろうと

している」と言うのです。

 

こちらの経営者さんは、力を付けて

きてる幹部に言い負けて、立場を

奪われてきていると感じていた

ので、

 

メンタルブロック解除及び

メンタルトレーニングで、自分の方針

や考えをキチンと言える状態となり、

経営者としての立場を取り戻した

そうです。

 

 

また、ある会社役員の方からは、なぜか

イマイチ自分の力を発揮できてない

感じがあると、ご相談がありました。

 

原因を調べてみると、前の会社で、

営業マーケティング担当役員として

10年以上に渡り、売上を上げ続け

てきたのに、段々と社長との関係が

悪くなったそうです。

 

そして会社である出来事があり、部下

の責任を取らされて、辞めざるを

えない状況となり、数年前に辞めた

とのことでした。

 

「あんなに身を粉にして成果を

出したのに・・・」

と、その時の心の傷が影響している

ことが分かったので、

メンタルブロック解除と

メンタルトレーニングで解決

しました。

 

その役員の方からは、本来の自分を

取り戻せました。

 

もちろん、日々、思いもよらない

出来事が起きるけど、手ごたえを

感じています。

 

壁を感じることが無くなり、かなり

自信と勇気を持てるようになり

ました、と喜びのメールを頂いて

ます。

 

 

ところであなたもそのような権力

争いや派閥争い、出世争いの経験

はありませんか?

 

成果を出し、力を付けてきたけど

わがままに振る舞うようになった

部下に対して、経営者や幹部が、

教育・指導や交渉・説得しても

ダメな場合、

 

その部下の権限をはく奪したり、左遷

や退職してもらうなど、強硬手段を

取ることもあるかもしれません。

 

あるいは、幹部として成果を出して

部下の信頼を集めると、

 

社長から脅威と感じられて、何かの

切っ掛けで嫌疑をかけられ立場を

追われることもあるかもしれません。

 

それによって、権力争いに負けた方も

傷付くと思いますが、その対応した

経営者や幹部本人、権力争いに勝った

方も傷付いているんですね。

 

そんなこと、イチイチ気にしてたら

上の立場をやっていけませんよ、

とあなたは言うかもしれません。

 

ですが、自分の心の深いところでは、

 

【裏切られた】

【切り捨てられた】

【不充分でダメだと否定された】

【認められなかった】

【立場と権力を奪われた】

【罠にハメられた】

【追いやられた】

【負けた】

 

などと感じることがあるようです。

 

なぜなら潜在意識・無意識は、自分が

人にしたことを、自分もされたと

感じるからです。

 

なので、そういった常に、責任や

プレッシャー、権力争いなど、精神的

にハードな状態にさらされている立場

の人ほど、

 

メンタルのメンテナンスをする必要

があるんですね。

 

私たちは、最初、謙虚で同じビジョン

を共有していても、力を付け、立場

ができ、権力やお金が絡むと、

 

我欲・エゴが目覚めて、より権力を

拡大しようとしたり、周りが信じられ

なくなったり、惑わされることも

ありますよね。

 

ところであなたは、権力争いに

エネルギーを奪われて、心を

すり減らしたり、疲弊していま

せんか?

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

 

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