
AIは、人間の内側を増幅する鏡
AIと人間の内側の関係
思考のノイズも、判断力の
揺れも、創造性の拡大も、
全て使う人の「内側」が
投影されている。
あなたは、AIを使っていて
頭の中がモヤモヤすること
はありませんか?
「あー、またやらかして
いるな、一体どうなっている
んだ」
うまく使えている人と、
そうでない人の差。
それは操作スキルの優劣
ではなく、もっと深く
静かに開き始めている
ようです。
半年前、私はAIを触って
みたものの、思ったような
成果を得られずに放置
していました。
しかし一か月ほど前、
ある経営者から新規事業の
アイデアがまとまらないと
相談を受け、久しぶりに
AIで壁打ちしてみることに。
すると、ほんの数時間で
事業計画書が完成。
「これは使える!」
進化スピードに驚き、私も
使い始めました。
ところが、少し複雑な内容を
扱い始めた途端、AIの挙動が
急におかしくなったのです。
●さっき言った前提を忘れる
●勝手に内容を書き換える
●ぐるぐる堂々巡りする
「なんでこんなに変に
なるの?狂ってるの?」
一般的にハルシネーション
と呼ばれる現象ですが、
私はメンタルの専門家
として、この混乱の裏に
気づきました。
ここで言う判断力の揺れ
とは、迷い、過剰反応、
決断の遅れといった、
無意識下で起きる微細
なズレのこと。
私は日頃から、自分の
メンタルにわずかな揺れ
や乱れを感じたら、
なるべくすぐに整える
ようにしています。
ですが、AIが混乱、不安定、
矛盾、ミスが次々と起きて
モグラ叩き状態になった時、
私の頭の中が、まるで
洗濯機の中にいるかの
ように、ぐわんぐわんと
揺れ始めたのです。
「こりゃあ、とんでもない」
「私はAIによって、自分
の思考力、判断力、認知の
揺れを感じ、
これは人間の思い込み、前提
ではないか?」
と感じたのです。
そこで、AIに、
「AIのミスや混乱が続いて、
使っている人がメンタルに
悪影響が出てないですか?」
と。
返ってきた回答で、
多くの AI活用者が無自覚で、
メンタルに悪影響が出て
いる現状に、
「やっぱりな」と感じました。
そこで私なりに、その
メカニズムをまとめて
みました。
■AIの鏡で内側が増幅され、
思考力・判断力が揺れ・
ズレ ・歪む・狂うメカニズム
◆1.思考力の外注化 AIの
方が早く正しいと 感じ始める。
◆2.承認依存 AIは否定せず、
責めず、批判せず、褒めて、
承認 するので、気分が良い、
自分を理解してくれると
感じる
◆3.無限ループ 内側が
揺れた状態で質問を
繰り返すと、
AI混乱→人間混乱→AI混乱
→人間混乱の無限ループ
これは、AI活用によって
生まれる、新たな社会課題
のメンタルブロックになる
と感じたのです。
だからこそ、私たちは、本来
の自分の思考力、判断力を
取り戻す必要があるのです。
そこで、さらにAI活用の
リスクと、その逆転方法に
ついて、徹底的に検証しま した。
出てきた内容を吟味し、
私の専門分野である
メンタルブロックの解除と、
長期的な認知の変容
アプローチを掛け合わせ
たんですね。
1か月強の間に50回以上の
改善を繰り返した結果、
最後 のパズルのピースが、
ピタッとハマる瞬間が訪れます。
それは、
「AIが混乱しているのは、
無自覚に、私がAIを混乱
させる使い方をしている
のではないか?」
と思ったのです。
そこで、
「私が気付かずAIを混乱、
不安定にしている使い方を
していたら、そのトップ5
を提示してください」
と聞いてみたんですね。
返ってきた内容を見て、
思わず、
「あちゃー、やってる」
と苦笑しました。
そして、
AIが混乱している問題だと
思っていたものが、実は
自分の問題にも気付いた
のです。
それは、AIの通常の
ハルシネーションではなく、
さらに処理能力の苦手部分
や限界を超えていた可能性
があったからです。
なぜAI処理の限界を超えた
使い方をしていたのか?
AIをAIとして見ていな
かった。
AIの優秀さに、無意識に、
AIを人間の優秀な共同創造
パートナーとして扱って
いたように感じます。
そして、
「AIなら、このくらい理解
できるだろう」
「このくらいの文脈は共有
できているだろう」
「これくらい説明しなくても
分かるだろう」
という、私自身の見えなく
なっていた思い込み、前提
がAIの混乱を引き起こして
いた可能性が高いと感じた
のです。
そして気付いたのです。
これはAIだけの話ではない
なと。
経営者と幹部 幹部と部下
お客様との関係 夫婦
私たちは日常的に、
「自分の当たり前を相手も
共有している」
と錯覚している。
だから、
「なんで分からないんだ」
が起きる。
しかし実際は、
相手には相手の考えや
価値観がある。
私は、
相手の当たり前を見ずに、
自分の当たり前を前提に
相手を見ていた。
たとえば、
経営者 「なぜこんなことも
分からないだ」
↓
社員 「そんなこと分かりません」
幹部 「こんなの簡単だろ」
↓
部下 「簡単じゃないです」
夫 「言わなくても分かるだろ」
↓
妻 「分かるわけない」
これが今回、AIとの対話で
見えた最大の発見でした。
この世界の見え方を理解し、
自分の使い方、ズレを整える
と、AIの混乱、不安定も、
私の脳内のノイズも大幅に
解消され、快適な思考の
壁打ちができています。
AIとの対話は一つの
知的ゲーム。
そう捉え直すと、がぜん
面白くなってきます。
人間もAIもミスをするの
だから、事前に、AIが、
混乱、不安定、ミス、矛盾
を起こしやすい特徴を理解
しておく。
そこをメインに自己責任で
チェック精度と、活用品質
のメリットを高めていけば
いい。
むしろ、AIの揺れに振り
回されず、それを許容し、
自分の器と寛容さを拡大
していくトレーニング
だと、とらえています。
そこでAI時代に、あなたの
思考力、判断力を守るため
のチェックリストです。
●AIの判断を優先する
ことが増えた
●以前より思考や決断の
キレが鈍った
●自分の言葉や想いが
薄まった
●AIに承認される心地良さ
が強くなった
もし今、AIを使っていて、
頭の中がモヤモヤする。
判断が鈍る。
以前より迷いが増えた。
そんな感覚があるなら、
それは能力不足ではなく、
あなた自身にも見えていない
「当たり前」が、
静かに思考と判断を支配
しているサインなのかも
しれません。
そして本当に厄介なのは、
その当たり前は、当たり前
すぎて、自分では見えない
ことです。
だから人は、何年も、
何十年も、同じ問題・悩み
を繰り返します。
経営も、人間関係も、
夫婦も、そしてAI活用も。
問題が違うように見えても、
実は同じ「見えない当たり前」
が繰り返し影響していること
が少なくありません。
私の仕事は、
その問題・悩みを生み出して
いる「見えなくなった当たり前」
を一緒に見つけることです。
もし、
なぜ同じ問題を繰り返すのか
どこで判断がズレているのか
何が思考を曇らせているのか
その原因を客観的に見て
みたい方は、お気軽に
ご相談ください。
そこに、本来の思考力と
判断力を取り戻すヒントが
隠れているかもしれません。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
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