セルフトークでメンタルブロックを外す


セルフトークでメンタルブロック

を外す

 

あなたは、毎日、どんな心のつぶやき・

セルフトークをしていますか?

 

私たちは、1日に約5万~7万語の

心の中のつぶやき・セルフトーク

(内部対話)をしていると言われて

います。

 

その中には、たわいもないものも

あれば、ポジティブだったり、

ネガティブなものもありますよね。

 

たとえば、、、

 

■ポジティブなセルフトーク例

 

・よし、やるぞ!

・うおー、オモシロイ!

・よっしゃー!

・やるじゃん!

・最高―!

・俺って天才!

・お、いいねー!

・キミなら、やると信じてたよ!

 

■ネガティブなセルフトーク例

 

・何でこんな仕事を俺がやらなくちゃ

 いけないんだ

・何でこんなことも分からないんだ

・本当にできるの?

・もうムリ!

・何なんだあいつは?

・どいつもこいつも・・・

・あいつバカじゃないの?

・めんどくさい奴だな

・やりたくない

・ムカつく

・俺をバカにしてんの?

 

セルフトークの大半は、失敗や危険、

リスク回避のために、もしも●●に

なったら、とネガティブ思考に

なったり、

 

愚痴や不満、自分や人を否定したり、

できてないところを責めたり、

疑ったりするネガティブな言葉も

多いと言われています。

 

あなたは、どんな心のつぶやき・

セルフトークをしていますか?

 

そして、もしネガティブなセルフ

トークを放置し続けていると

どうなってしまうのでしょうか?

 

たとえば、自分が会社の幹部で、部下

に任せたプロジェクトが失敗した時、

 

●様々なセルフトークが・・・

 

・ダメだ、失敗した、できなかった、

・何でこんなこともできないんだ

・あいつは本当にダメだな

・あいつはそんなに能力が無かったのか?

・あいつには、まだ早かったか?

・他のメンバーは、何をやってんだ

・計画が甘かったか?

・あいつに任せた俺がバカだった

・俺のフォローが甘かったか?

・あー、イライラするな~

・社長や他の幹部に、どう説明するよ

・あー、イヤだ、投げ出したい

 

などなど、任せた部下やメンバー、

自分を否定したり、責めたり、

言い訳や自己防衛のネガティブな

セルフトークを好き勝手にして

しまう。

 

●自分の思考、判断、性格、思い込み

が強化

 

それらネガティブなセルフトークに

よって、あの部下はダメだ、任せられ

ない、信用できない、などと決め

つけたりして、部下の成長スピード

を遅らせたり、

 

部下やメンバー、自分の発想や思考が

小さく縮こまったり、行動やチャレンジ

ができなくなったりすることがある

んですね。

 

そして、自分こういう人間だという

自己イメージ像・セルフイメージ

(自分への思い込みの集合体)が

固まってきます。

 

仕事では、事前想定できるリスク管理

することは重要なので、ネガティブ思考

が悪い訳ではなく、目的や方向性次第

です。

 

このサイクルを何度も繰り返すことに

よって、「感情」「思考」「行動」

影響し、脳内の信号が太くなり、反応

パターンや思い込みが、強化・増幅

されていくんですね。

 

そういう意味で、セルフトークは

人生に大きく影響していて改善する

必要のあるメンタルブロック(制限

となる思い込み)と同類と言えます。

 

そしてセルフトークが心の中の

つぶやきに対して、【口ぐせ】は、

実際に、意識・無意識的に、よく

口に出している言葉なので、口ぐせ

も同類です。

 

言い換えれば、セルフトークと口ぐせ

をコントロールしないと、潜在意識・

無意識が、自分の人生をコントロール

することになります。

 

そのため、自分を成長させるためには、

セルフトーク・口ぐせのコントロール

マネジメントが必要となってくる

のです。

 

そのセルフトークも口ぐせも、

●言葉

●映像・イメージ

●感情

 

の3つが、連動しています。

 

何かの場面で、先にパッと映像・

イメージがわいて、後から、言葉や

感情が出てくることもあります。

 

そして、プロゴルファーの

タイガーウッズは、決勝戦の

プレー中、相手のパットの場面で、

 

「入れ!入れ!」と、心の中で

つぶやいていたと言っていた

そうです。

 

潜在意識は、自分と他人の違いが

分からないので、他人の成功を願う

ことは、自分の成功を願うことと

同じことになるからです。

 

また、

「上手くいったら、自分らしい」

とつぶやき、

 

「上手くいかなかったら、自分

らしくない。次は、○○してみよう」

 

とつぶやくといいと言われて

います。

 

そこで、セルフトークと口ぐせを

コントロールマネジメントするには、

4つのステップがあります。

 

◆セルフトークと口ぐせを

コントロールマネジメントする

4ステップ

 

=============

◆1.無意識の意識化(観察)

 

◆2.ネガティブなセルフトークを発見

 

◆3.ポジティブなセルフトークに変換

 

◆4.セルフトークをコントロール

マネジメントする

=============

 

具体的な方法です。

 

◆1.無意識の意識化(観察)

 

ノートか白紙を用意して、心の中の

つぶやき、独り言、セルフトークを

書き出します。

 

理想は、朝、起きて、夜、寝るまで

全てのセルフトークを書き出すのが

いいのですが、

 

まずは、10分ぐらいから始めて、

自分が無意識にセルフトークをして

いる言葉を書き出して、意識化します。

 

たとえば、下記のような状況や場面で

書き出すようにしてみてください。

 

・普通の状態

・プレッシャーがかかっている時

・上手くいかなくて、イライラしてる時

・失敗した時

・心が苦しい時、など

 

また、家族や友人など、身近な人に、

自分が普段、どんな口ぐせをよく

使っているのかをヒアリングして

みるのも、いい方法です。

 

それによって、自分の無意識の意識化

の理解が深まります。

 

 

◆2.ネガティブなセルフトークを発見

 

書き出したセルフトークを分析し、

 

  • どんな状況や場面で
  • どんなネガティブなセルフトーク・

口ぐせをしているのかを見つける。

 

 

■ネガティブなセルフトークの

5つの代表例

 

1)自己否定、他者否定

・なんて俺はダメなんだ

・あいつはダメだ

・あいつはバカか

・また失敗して

・こいつら俺をバカにしやがって

 

2)限界を作り、可能性を制限

・無理

・できない

・難しい

・知ってる、分かっている

・やっても無駄、意味がない

 

3)成長を止める言葉

・俺のせいじゃない

・あいつのせいだ

・そんな責任かけられたくない

・どうせ頑張っても報われない

 

4)行動を止める言葉

・やりたくない

・めんどくさい

・どうなるか怖い

・失敗したくない

・やってられない

 

5)思考停止する言葉

・分からない

・考えられない、考えたくない

・しょせん人生なんてこんなもんだ

・頑張っても自分の運命から

 逃れられない

 

そして特に、ネガティブな『質問』

のセルフトークを見つけることが

重要です。

 

なぜなら、ネガティブな質問を

繰り返すと、ネガティブな答えが

脳から出てきやすく、堂々巡りと

なったりして、それが強化・増幅

されていくからです。

 

■ネガティブな質問のセルフトーク例

 

・どうしたらいいんだ?

(どうしたらいいか分からない)

 

・なぜこんな失敗したんだろう?

(荒探しになったり、言い訳が

出てきやすくなる)

 

・誰を信用したらいいんだ?

(誰も信用できない)

・なんて自分はダメなんだろう?

(私はダメ、自分のダメな一部分を

全部ダメととらえることがある)

・俺の何が悪いんだ?

(私は悪い)

 

 

◆3.ポジティブなセルフトークに変換

 

ネガティブなセルフトーク・口ぐせ

を別の高い視点から、とらえ直して、

ポジティブなセルフトーク・口ぐせ

に変換します。

 

■事例

 

・全然ダメだ

→どこに課題があるんだ?

→どうしたら、もっと良くなるのか?

 

・このトラブルは、誰のせいだ?

→このトラブルの再発防止策は?

→このトラブルを、仕組みで防げないか?

 

・できない

→できるとしたら?

→どうやったら上手くいく?

→普通できないことをやるから

面白いんだよ

 

このような、とらえ直しでも効果

があります。

 

ですが、1番効果的な方法は、

自分の理想のゴールを明確にします。

 

そして、既にその理想のゴール達成

後に、その場面でつぶやいている

セルフトーク・口ぐせを見つける

ことです。(超重要)

 

あなたは理想のゴール達成後、

どんなセルフトーク・口ぐせを

していますか?

 

 

◆4.セルフトークをコントロール

マネジメントする

 

なるべく常に、自分の心を観察します。

 

特に、ネガティブなセルフトーク・

口ぐせが出てきやすい状況や場面で、

意識的に、◆3で変換したポジティブ

なセルフトーク・口ぐせに

コントロールマネジメントします。

 

理想のゴール達成後のセルフトーク・

口ぐせを意識的にすることで、理想の

ゴール達成に近づくメンタルトレーニング

となります。

 

=============

 

セルフトークも口ぐせも、人生の長い

期間、無自覚に習慣化されてきたこと

が多いので、すぐに完璧に改善できる

ものではありません。

 

つい同じ場面で同じセルフトーク・

口ぐせをしていることも多いです。

 

そのため、即効性を求めて、できない

ことに自己嫌悪に陥るのではなく、

気付いた都度、改善していくように

取り組むようにしていってください。

 

ちなみに、セルフトーク・口ぐせに

ついて、あなたは今までに本や動画、

セミナーなどで、聞いた事があるかも

しれませんね。

 

そのため、

「あー、それ、知ってる」

と思うかもしれません。

 

ですが、『知らない。知ってる。

やってみたけど、できなかった。

できた。やり続けている』では、

全然、違いますよね。

 

ところで以前、クライアントさんで、

「セルフトーク・口ぐせをコントロール

マネジメントする方法を、やってみた

けど苦しくなった」

と言う方が複数人いました。

 

詳しく聞いてみると、

 

「心の中で、自然に湧き上がる言葉の

セルフトークや口ぐせを、ポジティブ

なセルフトークや口ぐせに変えて、

コントロールマネジメントしようと

すると、

 

自分の気持ちを無理に抑え込むような

感じになり、苦しくなる。

そして効果がなかなか出ないのに、

やり続けることに苦しくなった」

と言うのです。

 

私のメンタルトレーニング・メンタル

ブロック解除のコンサルティングを

受けに来られる方は、

 

様々な高額講座や専門家の個人

セッションを受けたり、学ばれている

経営者、幹部、自営業者、営業マンの

方が多いので、既にいろいろな方法を

実践されている場合があります。

 

それを聞き、専門家の伝え方が

不十分だったのか、本人の理解が

不十分だったこともあるかもしれ

ません。

 

そして、さらに別の2つの大きな

原因が考えられます。

 

原因1.

潜在意識・無意識のセルフトークを

意識化することが簡単ではない。

 

そもそもセルフトークを自覚できる

のは、浅い部分だけで、深い

潜在意識・無意識のセルフトーク

は、一瞬、かすかな声だったり

するので、なかなか気づけない

ことが多いです。

 

セルフトークのコントロールマネジメント

は、やる価値はありますが、苦しくなる

ようでしたら、一旦、止めて専門家に

相談してください。

 

そこで、セルフトークの無意識の

意識化のポイントをお伝えします。

 

■セルフトーク無意識の意識化の

ポイント

 

寝る直前、布団の中で、むにゃむにゃ

言ってる時、朝起きた直後のぼーっと

してる時、シャワーやお風呂中、

トイレの中など、無意識優位に

なりやすい時に、

 

一瞬、変なセルフトークをしている

時があります。

 

・あの件、ダメになったらいいのに・・

・あいつだけは、ゆるさん

・全てをブチ壊してやる

・ダメだ、できない・・

・これ以上、目立ちたくない、

隠れていたい・・

 

などなど、かすかな声なので、

見過ごしてしまいそうになります。

 

ですが、意識のアンテナを立てて

いると、

 

「あれ、今、変なこと、言わなかった?」

と気付くことがあります。

 

なので、枕元に、1冊のノートを置き、

気が付いた時に、すぐにメモを取る

ことをおススメします。

 

無意識優位の時は、すぐに忘れやすい

ですからね。


このセルフトークの無意識の意識化

を継続的に続け、改善していくこと

が重要です。

 

原因2.

セルフトーク・口ぐせのコントロール

マネジメントで効果を発揮するのは、

メンタルブロック4つの深さで

言えば、レベル1かよくて2ぐらい

だと思います。

 

そのため、レベル4の深さの

メンタルブロックがある場合、

セルフトーク・口ぐせの

コントロールマネジメントでは、

解決できません。

 

たとえば、小さい雑草だったら、

葉っぱを抜くと、根っこも一緒に

取れるかもしれません。

 

それが大きい雑草の場合、葉っぱを

抜いても、根っこが深く土に残って

いるので、また雑草が生えてきます

よね。

 

それと同じで、レベル4のメンタル

ブロックがあって、そこから

ネガティブなセルフトークや口ぐせ

が出ているのに、

 

レベル1か2ぐらいの浅いセルフトーク

や口ぐせを、意思の力でコントロール

しようとしても、自分の気持ちを

無理に抑え込んでいるように感じて、

効果も無く、苦しくなるのです。

 

そこで上記、経営者さんのように、

セルフトーク・口ぐせのコントロール

マネジメントをやってみたけど、

効果を感じられなかった、解決

しなかった、苦しくなったと言われる

方は、

 

メンタルブロック解除のセッション

を受けることで、お悩みが解決

されて効果を感じられています。

 

「え、まさか自分がそんなことを

考えていたの?

確かに、今、自分で言ったよね?」

 

とクライアントさん自身の口から、

無自覚な思い込みが、よく出てくる

ので、その思い込みが変わることで、

実際に変化・効果も出てきますよ。

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

 

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