あなたは、よく眠れていますか?
2022年7月の睡眠調査によると、
『働く世代の8割以上が眠れない
睡眠の悩みを抱えている』そうです。
※第一三共ヘルスケア調べ
(全国20~60代男女 745人調査)
よく眠れないとキツいし、集中力
や思考力が落ち、判断力、決断力、
記憶力、行動力も鈍るため、仕事
のパフォーマンスも下がりますよね。
特にコロナ以降、生活スタイルの
変化や不安などから眠れない人が
増えているようです。
そのため睡眠薬や眠れない系サプリ
を飲用されている方も増えている
ようですね。
この眠れない『睡眠障害』は、
4種類に分類されます。
1.入眠障害(なかなか眠れない)
2.中途覚醒(夜中に目が覚める)
3.早期覚醒(目覚めが早すぎる)
4.熟眠障害(熟睡した気がしない)
また、眠れないお悩みは、以前、
私がまとめた
にも含まれているんですね。
そこで【社長・経営者の眠れない事例】
をご紹介します。
以前、50代経営者Aさんから、
なかなか眠れない(入眠障害)の
ご相談がありました。
Aさんによると、今まで、睡眠に
効果があると言われるものは、
たくさん試してきたそうです。
リラックス音楽、アロマ、スマホ
やパソコン、テレビを遅くまで
見ない、枕や布団も変えてみた、
軽い運動、夕食の時間やアルコール
量、入浴時間なども、気を付けて
きたとのこと。
そこで、
「もう少し詳しく状況を教えて
もらえますか?」と尋ねると、
「昼間、仕事のプレッシャーで戦闘
態勢になってるので、暑さも重なり、
眠ろうとしても神経が高ぶったまま、
なかなか鎮まらないんです」
と教えてくれました。
そこで、「ちょっと想像して欲しい
のですが・・・
眠りたいのに、なかなか眠れない
瞬間、どんなことを考えて
いますか?」と聞いてみました。
すると、「仕事の事をいろいろ考えて
います」とのこと。
「その眠りたいのに、仕事の事を
いろいろ考えて、なかなか眠れない
時、どんなイメージがわいて
いますか?」と聞くと、
「身体の内側から、カーっとマグマ
のようなものが湧き上がってくる
ような感じがします」とのこと。
「では眠りたいのに、仕事の事を
考えて、身体の内側からカーっと
マグマのようなものが湧き上がって
なかなか眠れない時に、どんな感覚
がありますか?」と聞いてみました。
すると、
「腕や胸、喉、顔など身体の表面が
ピリピリ、ジリジリ燃えるような
感じがしています。
この身体の表面がピリピリ、ジリジリ
している感覚があるから、神経が
高ぶって眠れない感じがします」
とのことでした。
「では、その腕や胸、喉や顔など身体
の表面がピリピリ、ジリジリしている
感覚に意識を向けてください。
そして、「あなたは何を望んでいる
んですか?と聞いてもらっても
いいですか」と伝えました。
すると、しばらくして、
「安心・安全が欲しいと答えている
気がします」と教えてくれました。
「では、その身体の表面がピリピリ、
ジリジリしている感覚が欲しいと
言っている、安心・安全な感覚を
イメージとして、しっかり味あわ
せてあげてください」とお伝え
しました。
しばらくして、
「今、その身体の表面がピリピリ、
ジリジリしている感覚がさらに望んで
いるものは何ですか?」
とお聞きすると、
「もっと深い安心・安全がほしい」
と答えてくれました。
「では、身体の表面がピリピリ、
ジリジリしている感覚が、欲しがって
いるもっと深い安心・安全を味あわせて
あげてください」とお伝えしました。
このようなやりとりを、何度か繰り
返し、心の緊張をとき、リラックス
するメンタルトレーニングを進めていく
と、Aさんは、コックリ、コックリと
頭を揺らし始めたんですね。
そして、
「あー、眠りそうになってました。
いつも神経が高ぶっているので、
こんなにリラックスしたのは、
久しぶりです」とAさん。
「そして、また普段の生活に戻って
毎晩、眠りに付く時には、この
メンタルトレーニングを試してみて
もらえますか?」
とお伝えしておきました。
後日、Aさんから、
「あれから、何度か自分でも寝る
前にあのメンタルトレーニングを
やってますが、とてもスムーズに
眠れるようになってきています」
と連絡を頂きました。
また、別の50代経営者Bさんからは、
「常に脳が熱を持って興奮状態で、
夜中の12時を過ぎても頭が冴え
わたり、身体はキツくて眠りたい
のに眠れません。(入眠障害)
それを自分ではどうすることも
できないんです」とご相談があり
ました。
Bさんは、20代の頃からパワフル
に働き、あまり寝ない生活が続いた
ため、脳がオーバーヒートしている
ようだとのこと。
Bさんの、なかなか眠れない入眠障害
の原因は、緊張とリラックスの
コントロールが不能になっていた
んですね。
なので、緊張とリラックスを自分で
コントロールできるようになる
ON/OFFメンタルトレーニングを
行いました。
そして寝る前に、自分でもこの
メンタルトレーニングをやって
もらうことで、自分をリラックス
させるコントロールができるよう
になり、よく寝れるようになった
そうです。
また別の40代経営者Cさんは、
経営のプレッシャーと、部下や
組織のマネジメントのお悩みで
常にイライラしていたため、寝ても
熟睡した気がしない熟眠障害
でした。
確認すると、マネジメントで
イライラしている一番の原因は、
約8年前、信じていた幹部が
裏切って他の社員を引き連れて
辞めていったことで、自分の
心が傷付いていることが分かった
んですね。
そのため、その傷付いた心を
修復し、捉え方、思い込み、
メンタルブロックを解除すること
で、熟睡できるようになりました。
また別の50代経営幹部Dさんは、
寝ても熟睡した気がしない熟眠障害
で、それまでいろいろ試したけど
効果がなく、原因不明だったそう
です。
確認すると、熟睡できなくなって
いた原因は6~7年前に、仕事で
ある失敗したことで、会社に損失
を出し、社長に迷惑をかけたこと
でした。
そのため、その失敗による罪悪感
と自分を責める気持ちの思い込み、
メンタルブロックを解除すること
で、熟睡できるようになったそう
です。
別の40代経営者のEさんは、
月に2~3回、怖いバケモノに
追い掛け回される悪夢にうなされ、
夜中に目が覚める中途覚醒でした。
そのため、体力や集中力が奪わ
れて、本当は仕事でもっとできる
はずなのに本領発揮できないと
悩まされていたそうです。
そこで、夢の怖いバケモノの正体
を潜在意識・無意識の中に探して
みると、人の批判や妬み、
足引っ張りで、これ以上、仕事で
活躍すると危険だと感じていま
した。
そのため、人の批判、妬み、
足引っ張りなどへの怖い気持ちの
思い込み、メンタルブロックを
解除すると、その悪夢は解消され、
熟睡できるようになったそうです。
そのことで、こちらの経営者は、
さらに一段とステージアップ
されました。
ところで不眠の原因には、
どんなものがあるのでしょうか?
眠れない主な5つの原因
1.身体的要因
・肩や腰が痛くてなかなか眠れない
・トイレで夜中に目が覚める(特に50代以降)
2.生理的要因
・就寝前まで、スマホやパソコン、
テレビや映画を見ている
・昼夜逆転の生活
・室内環境(暑い、寒い)
3.薬剤的要因
・カフェイン多飲
(コーヒー・ドリンク剤)
・病気やケガのため薬を飲用
4.心理的要因
・仕事や人間関係で強い悩み
・翌日、重要な試験や商談で不安や緊張
・仕事が忙しく、ストレスやプレッシャー
が大きい
5.精神的要因
・うつ病などによるもの
などがあります。
今回ご紹介したのは、心理的要因
に分類される内容のため、
メンタルトレーニングで解消できた
5事例です。(Aさん~Eさん)
もちろん、一般的に言われている
睡眠障害のお医者さんなど専門家
の情報やアドバイスも参考に
試されてみてください。
そして眠れない心理的要因といっても、
人によって様々です。
その人、その人で確認すると、
個別の要因が見つかり、解決方法
も変わってきます。
特に、潜在意識・無意識の中に
ある思い込み、メンタルブロック
は、自分では気付いているようで
気付いてなかったり、全く気付いて
ない事が多くあります。
そのため、私のような専門家との
対話で気付くことで解決の道が
開かれていきます。
もしあなたが心理的要因で、
眠れないお悩みがありましたら、
お力になれますよ。
セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也
■メンタルトレーニンで営業力強化
メール講座(全10回・無料)