受け取れないメンタルブロック


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受け取れないメンタルブロック

 

あなたは人からの褒め言葉や

チャンスを自然に受け取れる方

ですか?

 

それとも聞き流したり、スルー

したり、遠慮して、あまり受け

取れない方ですか?

 

たとえば、あなたの周りの部下や

若い人などで、あなたが何か

アドバイスしたり、仕事のことを

教えても素直に受け取れない人が

いますよね。

 

仕事仲間が目標達成したり、

プロジェクトが成功して、周り

が賞賛すると、

 

「いや~まぐれですよ、たまたま

です」と謙遜したり。

 

言葉では、謙遜しているけど、

実際は、相手の気持ちを受け

取れている場合と受け取れて

ない場合があるんですね。

 

また、経営者の会や自営業者の会

など、所属団体の重鎮や目上の

立場の人から、飲み会で急に

「乾杯やシメの挨拶」を頼まれた

時、「いえいえ私なんかが・・」

と、遠慮してしまうことは

ないでしょうか?

 

目上の人からの好意で、チャンス

をもらっているのに、受け取れ

ないこともあるんですね。

 

この

「受け取れないメンタルブロック」

は、下記の内容も「受け取れない」

ことを意味します。

 

人からのアドバイス、経験、知恵、

励まし、賞賛、チャンス、

感謝、お礼、お返し、喜び、昇進、

愛情、尊敬、認められること、

大切にされること、ぬくもり、

祝福、親切、気配り、気遣い、

幸せ、恵み、豊かさ、お金。

 

そして社会人は、いろいろ勉強する

ことがありますよね。

 

でも、なぜか覚えられない。

 

学べない、学習できない、知識や

知恵を受け取れない、拒絶して

しまう。

 

(本人も原因が分からない場合が

あります)

 

さらに深い場合、食べ物の栄養も

受け取れず、消化できない、胃腸

が弱い場合があります。

 

すると、食べても食べても痩せた

まま太らず、すぐに下痢をして

栄養を受け取らないこともある

んですね。

 

これは、非常に勿体ないし、場合

によっては身体を崩すことも

あります。

 

そして年齢や立場が上がって、この

「受け取れないメンタルブロック」

を持ち続けていると、

相手が感謝したい気持ちやお礼、

お返ししても「いいよ、いいよ」

と言って受け取らない。

 

それなのに「あの人は、あんなに

良くしてあげたのに、感謝の気持ち

も無いのか」と怒っている場合も

あるんですね。

 

これは、勿体ないレベルを超えて、

自分も相手も幸せになれません。

 

そこで、今までのセッション経験

から「受け取れないメンタルブロック」

に隠れている原因をご紹介いたします。

 

軽いメンタルブロックであれば、

気付くだけで軽くなることがある

ので、じっくり読んでみてくださいね。

 

受け取れないメンタルブロック

の原因8事例

 

1.しつけ教育

小さい時、親から行儀やマナーで

怒られた。

 

◆食べたらダメ(しつけ)

小さい時、家で出されたお菓子や

フルーツなどを、パクパク食べて

いた。

 

ある時、親と一緒に、親の友人の

ところに遊びに行った。

 

その時、出されたお菓子を、自宅の

ようにパクパク食べていた。

 

すると親から、行儀が悪いから、

少しは遠慮しなさいと怒られた。

 

家に帰っても、そのことで怒られた。

 

そこで、人から「食べてもいいよ」と

出されても食べてはいけないんだと

思い込んだ。

 

(どの家庭にも起こりえること)

 

2.無価値感(価値が低い)

1)小さい時、親からダメ出しなど

否定され、強く怒られることが

多かった。

 

そのため「自分は価値が無い」

あるいは「自分は価値が低い」と

思い込んだ。

 

(自分は価値が無い、あるいは

低いので、価値があるものは

受け取れない)

 

2)褒められなかった

小さい時、親を喜ばそうと家の

お手伝いや何かをしても、あまり

褒められなかった。

 

そのため自分が望んだ愛情や認めて

欲しい気持ちは、もらえないんだ、

自分は価値が無いんだと思い込んだ。

 

(実際には褒められていても、本人

が望んだように褒められなかったと

感じると、それが思い込みとなる)

 

3)兄弟の中で自分だけ親の愛情を

もらえなかった

 

小さい時、親が他の兄弟姉妹ばかり

を可愛がった。

 

そのため自分が望んだ愛情や認めて

欲しい気持ちは、もらえないんだ、

自分は価値が無いんだと思い込んだ。

 

4)片親

小さい時、父親を事故で失い、母親

に育てられた。同級生には両親が

いるのに自分にはいない。

 

そして父親の愛情の欠乏感から、

自分を1人前と思えず、価値が

低いと思い込んだ。

 

価値の低い自分は、価値が高い

ものを受け取ることができない。

 

(病気や離婚による片親も同様)

 

3.拒絶

1)親が厳しすぎたので親を拒絶して

心理的に耳や心を閉ざしている

 

小さい時、親がよく自分のできて

ない部分ばかり指摘し、否定したり、

小言や、説教ばかりしていたり、

愚痴や不満をもらしていた。

 

そのため、親の言うことは聞きたく

ないと拒絶して、耳をふさぎ、聞き

流すようになった。

 

(人からのアドバイスや知恵を素直

に受け取れない)

 

2)親から受け入れてもらえず拒絶

されたと思い込んだ

 

親の死別、離婚などにより離別した

親から、捨てられた、拒絶された

自分は価値がない、価値が低いと

思い込んだ。

 

また、親の虐待により、拒絶された

自分は価値が無い、あるいは価値が

低いと思い込んだ。

 

拒絶された自分は、その親に、受け

入れてもらえないと思い込んだ。

 

子供の時の親は、社会や世界と

同じです。

 

親から受け入れてもらえない、

ということは、社会や世界から

受け入れてもらえないことに

なります。

 

人や社会、世界から受け入れられて

いない自分は、人や社会、世界から

の愛情や、温もり、温かさ、価値

あるもの、チャンス、知恵などを

受け取れない。

 

4.親の価値観を受け継いだ

 

親が受け取れない人だった。

 

親がプライドが高くて、自分が人に

何かを与えるのはokだけど、自分が

人から何かをもらうのは、立場の

低い弱い人で情けない、みじめだと

無自覚で感じていた。

 

その親の価値観を受け継いだ。

 

5.親の苦労

小さい時、親が苦労していた。

 

そのため、世の中は厳しくて苦労する

もんだ、欲しいものは簡単に手に

入らないんだ、簡単に受け取っては

いけないんだと思い込んだ。

 

(ただよりも高いモノは無い、など)

 

また、親が「苦労することに価値が

ある。苦労せず簡単に手に入るもの

には価値は無い」と思っていたら、

その価値観を子供は受け継ぎやすい。

 

6.固有の原因

◆受け取るのは負け

 

小学校低学年の頃、同級生から

自分の親や家のことでバカにされて

ケンカになった。

 

先生から、ケンカになった理由を聞か

れたけど、悔しくて、恥ずかしくて

言えなかった。

 

すると、先生から親に連絡が行き、

親から怒られた。

 

その夜、親から、「自分がケンカを

して悪いことをしたと認めて謝ったら、

晩ご飯を食べてもいい。

 

でも、自分が悪いことをしたと謝ら

ないのなら、晩ご飯は、おあずけだ」

と言われた。

 

そこで「僕は悪くない。それなのに

僕が悪いと認めて謝るのは、相手に

負けたようなものだ。

 

自分の信念を曲げて謝るぐらい

だったら、晩ご飯なんか食べない」

と心に決めた。

 

その時に思い込んだ気持ちが残って

いた。

 

7.条件付き

人の役に立ったり、喜んでもらえたり、

こちらが相手に何かをあげたら、

受け取ってもいいけど、そうで

なかったら受け取ってはいけない。

 

上記複数の原因は、重複している

場合も多々あり、そもそも自分では

気付いてない場合があります。

 

あなたはこれらの内容を読んで、

どんな感覚がありましたか?

 

もし心の奥で何かピンとくるもの

があれば、もしかしたら

「受け取れないメンタルブロック」

を持っている可能性があります。

 

そして、軽いメンタルブロックで

あれば自分が気付き、

 

「あの時は、そういう気持ちを思い

込んだよね。あなたは存在している

だけで価値があるんだよ。

受け取ってもいいよ」

 

と心の中の子供の自分を抱きしめて

伝えてさとしてあげると、制限と

なっている思い込み、メンタルブロック

がフッと緩んで軽くなることがあります。

 

素直に受け取ることは、自分も相手も

心豊かにしてくれますよね。

 

もちろん人を見極める目は必要ですが。

 

今まで遠慮がちで受け取れなかった

ものが受け取れるようになり、

あなたのビジネスと人生が、さらに

豊かになりますように!

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

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