コロナ後の8大メンタルブロック


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昨年のコロナ騒動から1年以上が

過ぎ、世の中は変わりましたね。

 

オンライン化やリモートワークが

増え、飲食業、旅行業、観光業、

アパレル業など、影響を受けて

いるところは少なくありません。

 

また、コロナ後のメンタルのご相談

内容も変わってきたので、今回、

「コロナ後の8大メンタルブロック」

をまとめました。

 

コロナ後の8大メンタルブロック

 

1.不安や恐れ

 

2.人目が気になって、言いたいこと

が言えない、やりたいことがやれない

 

3.行動できない

 

4.緊張/リラックス(ON/OFF)の

切り替えができない(熟睡できない)

 

5.考えることができない

 

6.成果を出さないと価値がない

(認められない、愛されない)

 

7.無力感

 

8.孤独がつらい

 

詳しく見ていきましょう。

 

1.不安や恐れ

 

・自分がコロナにかかる不安、恐れ

 

そして自分が周りにコロナをまき散ら

してしまう不安、恐れ

 

・家族がコロナにかかる不安、恐れ

 

・会社、仕事、収入面での不安、恐れ

 

・日本経済、世界経済、国際情勢、

金融市場の不安、恐れ

 

などが重なっているようです。

 

また、不安や恐れが強くなり、

防衛本能として、その感情を感じない

ようにしていることもあります。

 

2.人目が気になって、言いたいこと

が言えない、やりたいことがやれない

 

今では、外出時にマスクをするのは、

エチケット、マナーになりましたね。

 

また人とは、ソーシャルディスタンス

をとるのが当たり前となり、近づかない、

近づけなくなりました。

 

そして以前のように、ちょっと相談

したり、話しかけることもためらう

ようになり、周りの人目や相手の

顔色を気にするのが当たり前のように

なっています。

 

そのため、なぜか自分らしくない、

不自由な感覚を強く感じています。

 

そして部下や社員を叱りたいけど

叱れない。

 

叱ると、心が折れて、会社に来なく

なる、パワハラだ、辞めると言い

始めるので、相手や周りに気を

使って叱れないのも、この

メンタルブロックです。

 

また、営業のメンタルブロックも

いくつかありますが、その中で

相手に嫌われるのではないか、

相手の懐を気にしてクロージング

できないことも、この中に当て

はまります。

 

3.行動できない

 

外出自粛、オンライン化、テレワーク化、

飲食店への時間制限などが続き、

 

今まで対面営業や対面サービス中心

の仕事だったのが、非接触中心となり、

行動に規制がかかるようになりました。

 

そのため、行動したくてもできない

不自由さ、心理的抵抗感が強くなって

います。

 

4.緊張/リラックス(ON/OFF)の

切り替えができない(熟睡できない)

 

常に何かに追われている感じがして、

ON/OFFの切り替えができない。

 

そのため眠りが浅く、疲れがとれない。

 

それにより集中力、思考力、決断力、

実行力などのパフォーマンスが

落ちています。

 

それがさらに不眠のサイクルと

なっています。

 

このON/OFFが切り替わらず、不眠と

なっているメンタルブロックは、

 

不安や恐れ、ストレス、何かと戦って

いる感覚などが、緊張状態を引き起こし

ている可能性があります。

 

また、原因が複数重なっていたり、

人によって状況が違うので、自分の

身体に聴く方法をおススメしています。

 

◆自己対話の方法

 

自分の内側に意識を向けて、下記の

問いかけをします。

 

・何にそんなに緊張しているの?

 

・寝る前、何を考えて眠れなくしているの?

 

すると、身体や神経が、ふっと何らかの

メッセージを送ってくれます。

 

その答えてくれた感覚と対話しながら、

 

・どうしたらその緊張がほどける?

 

・どうしたらもっとリラックスできる?

 

と、少しづつ進めていってください。

 

この対話の感覚を研ぎ澄ます慣れが

必要となってきます。

 

5.考えることができない

 

経営戦略の見直しなど、今まで

いろいろとアイデア出しをされたと

思います。

 

この状態が既に1年以上経ち、

アイデアも尽きて、考えられない

状態になっています。

 

※4.緊張/リラックス(ON/OFF)の

切り替えができない(熟睡できない)

と重複している場合もあります。

 

6.成果を出さないと価値がない

(認められない、愛されない)

 

コロナ前までの成果が出ている時は、

自分には価値があると感じ、周り

からも認められていると感じて

いました。

 

ですがコロナ後、売上げや収益が

落ちた状態で、この思い込み、

メンタルブロックを持っていると、

 

自分の価値が感じられなくなり、

周りからも認めらていないと感じ、

心が折れてしまいます。

 

すると、気力や活力、頭の回転も落ち、

パフォーマンスも落ちてしまうのです。

 

似たものとして、このようなものが

あります。

 

・人の役に立たないと価値がない

(認められない、愛されない)

 

・お金を稼がないと価値がない

(認められない、愛されない)

 

・人に喜ばれないと価値がない

(認められない、愛されない)

 

そのため、「成果を出しても出さ

なくても、自分には価値がある。

 

お金を稼いでも稼がなくても

自分には価値がある」

 

言い換えると、

「自分にはそもそも価値があり、

愛されている。それは変わらない」

 

という思い込みに書き換えることで、

心が折れることが無くなり、メンタル

もパフォーマンスも安定します。

 

これを心のベースに持った状態で、

仕事の成果に向けて取り組むことを

おススメします。

 

くれぐれも自分はダメと思ったり、

自己否定しないでくださいね。

 

7.無力感

 

コロナが長引き、苦労している業種

や状況によっては、

「私にはこの状況をどうすることも

できない、変える力がない」

 

という思い込み、メンタルブロック

が強くなっています。

 

このメンタルブロックが強くなると、

気力、活力が出なくなります。

 

参考

◆コロナ禍で、あるメンタルブロック増加?

 

8.孤独がつらい

 

経営者や経営幹部、管理職、自営業者、

特に男性は、自分の弱さを見せられ

ないことが多いです。

 

それは「弱い自分はダメだ。強く

なければならない」という思い込み

を持っているからです。

 

そのため、相談する人も頼れる人も

いない。

 

たとえ幹部や部下、取引先、

ビジネスパートナーなどに相談しても

自分ほど、深く考えていないと感じ、

孤独を感じています。

 

この時、「孤独は悪い、つらい」という

思い込み、メンタルブロックを持って

いると、心の痛みを感じるんですね。

 

そのため、「孤独は悪くない。

孤独は自由だ」という思い込みに

書き換えることで、心の痛みが無くなり、

自由で軽やかな気持ちになります。

 

「人と一緒にいてもいなくても、

自分は愛されているし、愛している」

という思い込みに書き換えるのも

大切ですね。

 

番外編

お金のメンタルブロック

 

コロナ後のご相談内容は、上記複合要因

となっていることが多いですが、

今回、コロナ後の8大メンタルブロック

をご紹介しました。

 

あなたも心当たりがありましたか?

 

コロナによって社会システムやルールが

変わったのと同時に、コロナによって

メンタルブロックが強化増幅されて

います。

 

自分の感情やストレスの我慢、抑圧

が長引くと、仕事のパフォーマンス

が低下するだけでなく、体調不良や

健康にも影響してきます。

 

今回の内容が、あなたの心身の

メンテナンスにお役に立つと嬉しい

です。

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

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