<h2>1.問いかけ</h2>
頑張ろうとしているのに、どこかで力が抜けてしまう瞬間はありませんか?
やるべきことは分かっているのに、「私にはできない」と感じてしまうことはないでしょうか?
👉 この違和感が何なのか、全体像から整理したい場合はこちら
◆メンタルブロックとは|原因・構造・解決
https://mentalt.jp/mental-block/
<h2>2.セッション事例</h2>
以前、50代経営者のAさん
から、こんなご相談があり
ました。
(許可を得て、本人が特定でき
ないように加工してご紹介
します)
「人にはあまり見せていま
せんが、仕事を頑張ろうと
いう気力が出てこないんです。
3~4年前ぐらいからで、
年齢のせいかな?とも思った
のですが、どうも心理的な
要因のような気がしています」
そこで私は、その気力が出て
こなくなった3~4年前に、
どんなことがあったのか
尋ねてみたんですね。
するとAさんは、こんな
ことを教えてくれたのです。
「期待していた中堅社員が
辞めたんですよ。
仕事のことや、社内の人間
関係などでも悩んでいて、
辞めたいと言ってきたんです。
私は、悩みやストレスが
あまりかからないように考慮
するから、もう少し頑張って
みないかと言ったんですけど、
それでも辞めたんですね」
とAさんは、ガックリ
うなだれたのでした。
そこで私は、それはどんな
気持ちで、気力が出なく
なったのか聞いてみると、
「私は、その社員を一人前に
育ててあげることができなった。
それまで育成に注いできた
時間と労力が無駄になって
しまった。
そしてまた採用・教育の繰り
返しか・・・と力が抜ける
感じがします」とAさん。
その時、Aさんは、何に一番、
力が抜けると感じている
のですか?と聞くと、
「私には、本人が辞めるのを
止められなかった。
どうすることもできないと
いう感じですかね・・・」
とのこと。
そこで、もしかしてAさん
は、『私にはどうすることも
できない無力感』を感じて
いませんか?
と聞いてみると、
「あ、そうかもしれ
ません・・・」
とAさん。
では、Aさんは、その
『私にはどうすることも
できない無力感』を、いつ頃
から感じているのかを聞いて
みると、
「いつ頃からだろう・・・?
大人になってからもあり
ますね。
あ、高校の時かもしれません。
2才下の弟の反抗期が
すごかったんです。
母親に激しく罵ったり、物を
投げつけたり、家に帰ら
なかったり。
私も、何度と弟が母親に
怒鳴ったりするのを止めに
入ったのですが、弟はきか
なかったんですね。
弟は、両親や私に『兄貴には
良くして、俺ばかりガミガミ
怒りやがって!』
と言ってました。
そんなことはなくて、親は、
私にも厳しかったのですが、
弟は、自分ばかり厳しいと
感じていたようです。
その時、私にはどうすること
もできない無力感を感じ
ましたね・・」とAさん。
そうだったんですね、そして
さらにもっと前に、無力感を
感じたことはなかったですか?
と聞いてみると、
「そうですね・・・
私が小学生低学年か幼稚園の
頃、両親がよくケンカして
いました。
父親は、仕事で忙しく家庭を
省みなかったので、母親が
育児や家庭全般をやってて、
母親がそのストレスで怒って
いるんです。
それに対し、父親は、仕事が
大事だと怒鳴っています。
私は、両親のケンカを止め
たいのに止められず、オロオロ
するばかりで、
私なりに、いろいろとやって
みたのですが、ケンカをやめて
くれません。
そして母親は、そのイライラ、
ストレスを私にぶつけて
いました。
私は、すごくイヤだった
けど、母親のイライラの気持ち
も分かるし、母親を助けたい
のに助けられない・・
この時、私はどうすることも
できない無力感を感じたと
思います・・・」
とのことでした。
ところでAさんが、たとえば
5~7歳ぐらいの子供だった
として、
私にはどうすることもできない
無力感のメンタルブロックを
持つメリット・利得があると
したら、どんなことがあり
そうですか?
と聞いてみたんですね。
すると、
「えっと・・・何となくですが
・・・できない無力感を持って
いると・・・
両親が私を心配してケンカを
止めてくれるんじゃないか、
怒られなくてすむんじゃないか、
愛してくれるんじゃないかと
いう気持ちを感じます」
とAさん。
では、Aさんが、たとえば
5~7歳ぐらいの子供だった
として、
私にはどうすることもできない
無力感のメンタルブロックを
手放すデメリット(手放せない
理由)があるとしたら、
どんなことがありそうですか?
と聞いてみたんですね。
すると、
「そうですね・・・両親がまた
ケンカするんじゃないか、また
母親がイライラを私にぶつけて
くるんじゃないか、
愛してもらえなくなるんじゃ
ないか、という気持ちに
なります」とのこと。
手放せないメリットも、手放す
デメリット(手放せない理由)
もそういうことがあると、
なかなか無力感を手放せなくて
当然ですよね。
Aさんは、
「無力感のメンタルブロックを
持つメリットとか、手放す
デメリット(手放せない理由)
とか、考えたこともなかった
です」とのこと。
私たちは、誰しも子供時代を
過ごして大人になっている
ので、その過程で、子供の
心が残っていても全然普通
なんですね。
そして
『私にはどうすることもでき
ない無力感のメンタルブロック』
は、悪いモノではなく、
本当は、自分の子供の心が、
自分や両親、家族を守ろうと
して、愛・つながりを望んで
いたり、
親から愛されたくて、持ち
続けていることが多いことを、
お伝えしました。
するとAさんは、
「確かにそんな感じです。
それが分かると、何だかそんな
自分が、愛おしく感じますね」
とのことでした。
なので、その無力感を持ち
続けた子供の心に、
「今まで、あなたは、そう
いう気持ちで、ずっと無力感
を持ち続けてくれていた
んだね、ありがとう」
と伝えてもらいました。
そして、無力感の
メンタルブロックを解放!!
その後、Aさんは、元気を
取り戻し、仕事に励んで
いるとのことです。
3~4年前の社員の退職を
止められず、その社員を
育成することができなかった、
という、
私にはどうすることもできない
無力感を解消できたようです。
それによって、経営者としての
リーダーシップをまた発揮
できるようになり、社員さん
もイキイキ活性化してきた
そうです。
<h2>3.症状</h2>
「私にはできない無力感型メンタルブロック」があると、次のような状態が起きやすくなります。
・やろうと決めても、いざ始めようとすると急に気力が落ちる
・新しい挑戦の前に「どうせ無理だ」と感じてしまう
・周りから期待されても、自分では「できる気がしない」
・過去の失敗が頭に浮かび、行動する前にあきらめてしまう
・本当はやりたいのに、「自分にはレベルが高すぎる」と感じてしまう
これらはすべて、
「無力だと感じる反応パターン」が自動的に作動している状態です。
<h2>4.定義</h2>
「私にはできない無力感型メンタルブロック」とは、
「行動しようとした瞬間に、“どうせ無理だ” と判断して自動的に止める」
無意識の反応構造です。
👉 考えてやめているのではなく
👉 “反射で止められている”
👉 これは「性格」ではなく、再現される“反応構造”です。
<h2>5.ポイント</h2>
このメンタルブロックは、
「行動直前」で発動する点が特徴です。
普段は問題なくても、
「やろう」とした瞬間に止められます。
<h2>6.原因</h2>
このメンタルブロックは “単一原因” ではありません。
複数の要因が重なり、現在の状態に影響しています。
・幼少期の強い感情体験
・家族の問題を「どうにもできなかった」経験
・無意識のコピー
・助けられなかった無力感の積み重ね
👉 要点:複数要因が重なって発動する
👉「自分で整理したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-release-method/
👉「なぜ繰り返されるのかを整理したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-10/
👉「なぜ手放せないのかを整理したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-95/
👉「より詳しく整理したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-dictionary/
<h2>7.構造(多層構造)</h2>
●表層:やろうとすると力が抜ける/あきらめが先に出る
●1層目:「どうせ自分にはできない」という判断
●2層目:過去の「どうにもできなかった」体験の蓄積
👉 単一ではなく“層”で動いています
👉 要点:複数の過去が同時に作用する
<h2>8.本質</h2>
「私にはできない」と感じるのは、
👉 性格ではなく
👉 「止める反応」が先にあるからです。
👉 要点:表の問題ではなく前段の反応が本質
<h2>9.再定義</h2>
これは、
👉 能力の問題ではなく
👉 「過去の無力感が現在に介入している状態」
です。
👉 要点:問題の定義を変えると見え方が変わる
<h2>10.読者への問い</h2>
あなたのその違和感、
👉 本当に“今の問題”ですか?
<h2>11.セルフチェック</h2>
・新しいことを始める前に「無理だ」と感じる
・期待されると、プレッシャーより先に「逃げたい」が出る
・できたことより、できなかったことばかり思い出す
・挑戦の前に、理由をつけてやめてしまう
・本当はやりたいのに、行動が続かない
1つでも当てはまるなら、
構造が関係しています。
👉 要点:感覚ではなくパターンで判断
<h2>12.メンタルブロックの暴露</h2>
その「今じゃなくてもいい」
👉 その判断自体が
👉 メンタルブロックの反応です
👉 要点:先延ばしも構造の一部
<h2>13.放置すると</h2>
●挑戦の機会を逃し続ける
●自信が育たない
●本来の力を発揮する場に立てない
●「やっぱり自分にはできない」という証拠が増える
👉 最初は小さなズレとして現れますが、
その積み重ねが、結果として大きな差につながっていきます。
👉 要点:静かに結果に影響する
<h2>14.最終理解</h2>
無力感型メンタルブロックは、
👉 過去の無力感の蓄積であり
👉 現在の意思決定に影響し続ける構造
です。
👉 要点:昔の感覚が“今の自分”を止めている
👉 なぜ同じパターンを繰り返してしまうのか?
https://mentalt.jp/mentalblock-62/
👉「構造から理解したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-44/
👉「気付けない状態がなぜ起きるのか?」
https://mentalt.jp/mentalblock-38/
<h2>15.関連するメンタルブロック</h2>
同じ「感覚」でも原因は異なります。
他のパターンも確認できます。
👉「他のパターンも含めて整理したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-24/
👉「未来が暗くて見えない不安が強い場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-114/
👉「より詳しく知りたい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-dictionary/
<h2>16.行動の分岐点</h2>
安心してください。
問い合わせ=申し込みではありません。
やることは一つだけです。
👉 「何に止められているのか」を知ること
ここまで読んで、
「分かっているのに止まる感覚」がある場合、
それは意志の問題ではなく、
構造として繰り返されている可能性があります。
👉 このまま自分で整理していくこともできますし、
👉 必要であれば、一緒に整理することもできます
👉 どちらを選んでも大丈夫です
ただ、
👉 「ここで止まり続けている」と感じている場合は、
一度、構造ごと整理しておくと、
その後の判断や行動が変わっていきます。
👉「まずはご自身で整理できる範囲を確認したい場合はこちら」
https://mentalt.jp/mentalblock-release-method/
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必要なタイミングで大丈夫です)
👉 「今の状態を一度整理しておきたい」と感じた場合のみで大丈夫です
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岡崎哲也
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